列島各地に被害をもたらした台風8号。
長野県では土石流で中学生が亡くなりました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
名古屋は朝からひさしぶりの青空です。
さて、先日、紹介した光前寺にほど近くあるのが伊那の深妙(じんみょう)寺。
テレビなども取り上げられ「あじさい寺」として有名だそうです。
本堂裏の小山には、200種類、2500株の紫陽花の花盛り。
最近は、新品種でしょうか、花びらの赤いものも。
平日でしたが、かなりの数の見物人。
また、境内には、およそ1800個の石臼が敷き詰められていました。
挽き石臼が日本に広く普及したのは江戸時代のこと。
この技術革新で、美味しい蕎麦やうどんが食卓に。
この辺りには、使えなくなった石臼をお寺に奉納する習慣があり、
深妙寺は石臼寺としても名を知られているとか。
こんな歌碑がありました。
遠き日に使ひ納めし石臼の深山が古寺に静かにおはす
作者の名は記されていませんでした。
なお、深妙寺のちかくにある「かんてんぱぱガーデン」。
寒天を製造している会社の施設です。
レストランやそば処、さらには植物細密画の美術館があり、
また訪ねてみたいと思いました。