ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

チームの戦いを引っ張る二人~カウエ、田中達也~の働きで讃岐に勝つ

2018-10-06 21:38:29 | アルビレックス新潟

サッカーJ2リーグ第36節。
新潟は、ホームでカマタマーレ讃岐戦。
早いもので、もう10月。
ホームで戦うのも、今日を入れてあと4戦となった。
現在最下位の讃岐だけに、落とせない一戦。
讃岐も、J3降格は避けたいところなので、勝ちたい一戦であった。

今日は、台風が近づいているので、夏のように暑い。
県内の三条市では、36.0℃を記録し、10月の国内最高気温を達成したそうだ。
スタジアムに向かう途中の道沿いにある気温標示は、皆35℃であった。
暑さも敵になりそうな試合となった。

JA全農サンクスデーとして、今日は入場者15,000人に新米コシヒカリのおにぎりが配られた。

あさっての新潟シティマラソンのために、炭水化物を多めにとる必要がある私は、さっそくいただいた。

暑さがあっても、最近好調な新潟の選手たちの動きはすごくよかった。
ずっと押し気味の時間が続いた。
讃岐とは開幕戦でも対戦し、なんとか1-0で勝利したのだったが、今回の新潟はその時に比べうんと上を行く、力の差を感じさせるような強い戦い方となった。

前半25分、コーナーキックからゴール前の混戦になり、最後はMFカウエが加入後初ゴールを決めた。

カウエは、献身的によく動く。
大宮からよい選手をとったなあ、と思う。
新潟の戦い方にすごくよくマッチしている。

前半は数々のチャンスを逃し、このスコアのまま終わった。

後半が始まる時に、次の1点をどちらが取るかによって、試合が決まるのではないかと思っていた。
リードしているからといって、予断は許さない。

そのことを最もよく理解してプレーしていたのは、田中達也だった。
50分には、相手のボールにしつこくからんでいき、縦横無尽に走り回ってボールを追っていた。
場内からは、思わず大きな拍手が起こった。
出場選手中、最も年齢が高い田中達也が、チームのためにこれだけ走っているんだ。
チームメートたち、特に若い選手たちは、その達也の姿に感じるものが多いのではないだろうか。
最近は、キャプテンマークを巻いてプレーすることの多い達也だが、まさしく自分の姿でチームメートを鼓舞するリーダーとしての存在感を見せてくれた。

そして、そこからさらに10分後の60分、ゴール前からのボールをシュートし、見事に追加点をあげたのは、その達也だった。

今季2ゴールめとはいえ、毎試合の貢献度は高い。
FWとしての起用だけに、ゴールが記録されてよかった。

その後も新潟にチャンスはあったのだが、決め切れずにいると、やっぱり!という目にあう。
アディショナルタイムに、ゴール前で連続してシュートを打たれ、GKムラーリャが必死に防いでいたものの、ついに失点。
なんとかしのいで、2-1で新潟の勝利。

これで5連勝!

ヒーローは、得点を決めたカウエと達也。

2人ともヒーローにふさわしい。
この2人が、先発メンバーに固定するようになってから、戦い方も安定したのだ。

せっかく勝つ試合が見られるようになったのだ。
残りは6戦しかない。
とにかく、勝ち続けてほしいものだ。
今季でのJ1昇格はほとんど絶望となったが、それでもスタジアムに足を運ぶ人は、まだ多くいる。
今日の観客数だって、15,892人もいた。
皆、勝つことを願ってスタジアムに駆け付けているのだから…。
コメント
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