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サッカーJ2リーグ第39節。
アルビレックス新潟は、ホームにFC町田ゼルビアを迎えての一戦。
今年、前回の対戦では、新潟は終始押され気味だった。
結果としては0-0のドローだったけれど、それはラッキー以外のなにものでもなかった。
今回は、3位の町田対15位の新潟の戦いである。
それゆえ、9月以降負けなしと好調な新潟でも、J2の優勝争いをしている町田とでは、苦しい戦いになるのではないかと覚悟していた。
ところが、結果は、後半渡邉新太の2ゴールで得点した新潟が、2-0。
快勝したと言える試合となった。
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渡邉新太一人で2得点というと、彼がすごいように見えるけれど、実は彼は最後のフィニッシャーであり、そこに至るまでのチャンスの作り方が非常にうまくできているからこそ、のものであった。
先制点は、川口からゴール前に蹴り込まれたボールを、河田がスルーして渡邉新太に通ったから生まれたものであった。
追加点も、コーナーキックのチャンスから得たチャンスで、広瀬が後ろから倒されたことでPKが与えられたのだった。
そのPKを渡邉新太が見事に決めてみせ、決まったものだった。
それにしても、前回の対戦では、圧倒的にボールを支配され、2本しかシュートが打てなかったのだが、今回はボール支配率も、打ったシュートの本数も町田をはるかにしのいでいた。
出足が鋭くあきらめないから、セカンドボールは取れるわ、相手に有効なパスは与えないわ、という頼もしいプレーぶりだった。
「(次節も)アグレッシブで、ハードワークできる、見ている人が応援したくなるような試合をしたい。」
勝利監督インタビューで、片渕監督はこう答えていた。
そうだよ。
今日の試合を見ていると、アグレッシブで、ハードワークしているから、見ていて応援したくなる。
文字通りそんな試合だったと思う。
観戦していて、実に楽しかった。
町田サポーター席には「オレたちと優勝を掴み取ろう」と書いてあった。
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今日の相手が、本当に3位で優勝を争っているチームなのか?
そのチームを凌駕している新潟。
つくづく、今が7月だったら、せめて8月だったら、と思ってしまうようないい試合を見せてくれた。
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ヒーローインタビューは、2得点を決めた渡邉新太と、PKを獲得したり守備で相手を零封するのに貢献したDFの広瀬だった。
新太の方が年下なのに、広瀬に対して偉そうな口をきいたりしているのがおかしかった。
でも、勝利はいいものだ。
あと残り3試合。
ホームでは2試合。
2018シーズンの戦いを、連続勝利でしっかり締めくくろう。