ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

十三夜の月に見守られ、走った…

2018-10-21 22:11:54 | 自然・季節
今日の夕方、走りに出て20kmを走った。
サイクリングロードを走っていくと、5km地点あたりで、山の上にもう月が出ていた。


時間がたつにつれて、山は夕日に染まって赤くなった。
月は明るさを増していった。


あれ?
今日の月って、特別な月だと聞いたような…?

そうだ!
十三夜だ! 

十三夜。
たしか、十五夜の後に回って来る十三夜をさし、旧暦9月13日の月見のことだった。

今年は、10月21日。
今日は、奇しくも13年前に亡くなった母の誕生日。
生きていれば、89歳だった…。




サイクリングロードのこの地点まで来て、あとは戻ることにした。


復路は、あっという間に暗くなっていった。


田んぼの中の道を走りながら、月が見てくれているような気がした。

そのせいか、今夕は20kmを走ったのだが、疲れを感じなかった。

家に帰ったら、すっかり暗くなっていた。
月の位置は、屋根の上にまで上がっていた。


十五夜に次いで美しい月、と言われる十三夜。
その月を走りと共に楽しんだ夕方であった。
コメント
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