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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

データに表れないもので相手を上回っているから、勝てているのだ

2018-10-20 21:25:52 | アルビレックス新潟
J2リーグも残り5試合となった。
新潟は、今日アウエー京都戦。
9月以降負けなし。
とはいえ、すでに今季のJ1昇格の可能性はなくなった新潟だが、目の前の1勝を大切にしながら戦っている。
13勝17敗7引き分け。
片渕監督は、残り5試合で4勝1引き分け以上の「勝敗イーブン」を目指している。

試合は、前半風下に回った新潟が、押され気味な展開となった。
セカンドボールがうまく取れなかった。
しかしながら、京都に決定的なチャンスを与えずにしのぎ、前半は0-0。

風上に回った後半は、立ち上がり5分、セットプレーから田中達也が折り返したボールを、カウエが頭で決めて、新潟先制。
京都は選手交代で、外国人選手を3人、前線に置き、同点・逆転をねらってきた。
いや、田中マルクス闘莉王を入れると、4人じゃないか。
何、この分厚い外国人攻撃陣!?
しかも、有利だったはずの風が、今度は逆に吹き始めて?新潟の有利さは吹き飛んでいた。
それにもめげずに、いや負けずに奮闘し走り回る新潟の選手たちが頼もしい。

アディショナルタイムに入っても、相手の攻撃をしのぎ切って、ボールを奪った戸嶋が自らゴール前に進出し、シュート。
見事にゴールを揺らし、直後に2-0で試合終了。
新潟の快勝となった。
これで、9月以降、6勝1引き分けで負けなし。

快勝と書きながら、今日の試合後ダゾーンの放送が示したデータを見てみる。

ボール支配率こそ五分五分だが、そのほかの項目では、ほとんどと言っていいほど京都に上回られている。
しかし、2-0で新潟の勝ち。
データに表れないもので新潟が上回ったということだ。
それが何かうまくは言えないが、あきらめずにボールを追うひたむきさだと感じる。
こういうことが、新潟らしさだと思う。

ハラハラドキドキしながらも、接戦で勝つ。
選手たちの一生懸命さがサポーターたちに伝わる。
見ていて、応援したくなるサッカーが、今、体現できていると思う。

次は、ホームで、J2上位の町田戦。
今の力が本物であることを見たいと思うぞ。
コメント
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