阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

阿蘇中岳の噴火口はマグマの出口。

2010年10月26日 | 友人との九州旅行
中国語、韓国語、英語、日本語で繰り返し繰り返し、火山ガスのリスクを警告するアナウンスが流れる。

風向きの関係で、この日は観覧の場所にはガスの臭いはきつくなかった。この日はついていて火口湖のほぼ全容が見えた。もう何回も人を案内して来ているけれど、こんなに火口湖が綺麗に見えたのは初めてだと人吉在住のS君が言っていた。濃硫酸が溶け込んだ湖の色は不気味な色だった。







日ごろは頭から抜けて忘れていた「自分は地球の薄皮の上で、たまたま生かしてもらっているだけなんだ」と阪神大震災の時に感じたことを、噴火口と周辺の風景を見て思い出した。


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大分県で「九重"夢"大吊橋」を渡りました。その1

2010年10月25日 | 友人との九州旅行
HPから引用 [九酔渓(県名勝地)に架かる、標高777m地点に立つ長さ390m・高さ173mの吊り橋。ここから日本の滝百選の「振動の滝」を望むことが出来ます。振動の滝は九州でも有数の大きさを誇る、雄滝(落差83m)と雌滝の二つの滝からなります]












♪総工費20億円のこの橋は九重町の町営だそうです。川田工業の施工でした。橋自身は実用ではなく、純粋に観光用という面白い企画ですが、大当たりで平日にもかかわらず、広大な駐車場に九州各地からの大型観光バスがいました。一人500円は高いのか安いのか?橋の中央からの景色は間もなくの紅葉の季節には確かに見ものでしょう。
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大分県で「九重"夢"大吊橋」を渡りました。その2

2010年10月25日 | 友人との九州旅行
少し紅葉には早かったですが、あたりはきれいな景色でした。




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阿蘇中岳の噴火口

2010年10月22日 | 友人との九州旅行

硫黄の匂いも凄いです。
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唐津市街を「領布振山」(鏡山)から見る  肥前の旅その10

2009年05月26日 | 友人との九州旅行
海抜284mの「領布振山」(ひれふりやま)に登ると眼下に「虹の松原や唐津市街地及び唐津湾」が見えました。

唐津の町は緑が多く、落ち着いた雰囲気の歴史のある町でした。
 唐津くんちの曳山14台を唐津神社の西隣にある「曳山展示場」で見ました。
この画像はwebから借用。

長さ5kmあるという「虹の松原」は見事なものでした。一本の松くい虫の被害もないというのは、自然環境の良さと樹勢の強さの両方でしょう。

河口の先端に遠くこんもりと緑の塊りが見えますが、ここに唐津城があります。
唐津城から見えるこの島の向うに壱岐対馬が見えるそうです。

この展望台の笑顔が語るように、肥前の旅はこのスポットで楽しくお開きになりました。



肥前の国の観光スポットの選択や宿の予約など事前に、一手に準備してくれたN君ありがとう。関西からの切符手配をまとめてくれたO君ありがとう。そして全行程の運転、お二人さんお疲れ様でした。
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武雄温泉は「京都屋」泊まり  肥前の旅その9

2009年05月25日 | 友人との九州旅行
2日目は武雄温泉に泊まりました。泊まった「京都屋」という旅館は“大正浪漫”をウリにしているとかで、建物も従業員もけっこう古いというかベテラン揃いでした。「京都屋」の名前の由来は、4代前の女性創業者が京都で旅館の女中勤めをして、武雄に戻って旅館を開業したところから“京都屋”と名付けたんだそうです。
 夜の食事は通り一遍の旅館のサシミや天麩羅類ではなく、ヌーベル・クイジーヌ風の懐石で、品ごとの量が多くなく、どの料理も丁寧に作られていておいしかったです。板さんに旨かったよと伝えてと、サーブしてくれた仲居さんに言うと、「はい、うちの板前やんは年に何回か東京、大阪へ出かけて、いつでんかんでん料理ば勉強しておる」と誇らしそうにまた嬉しそうに答えました。 酒は佐賀の地酒を4種類頼みました。いずれも旨い酒でした。

 翌朝、宿の温泉にまたつかって、70歳を越えたこの宿屋の宝物のような女中さんに給仕してもらって(佐賀弁の語りを楽しく聞きながら)、旨い朝飯を済ませました。女中さんに高速道路土日千円の効用を聞くと、「お陰さんで、連休中はお客やんに沢山きてもろてありがたかったばい」とのことでした。そのあと今回のツアーをアレンジしてくれたNくんの勧めで、武雄温泉の源泉を見に行きました。

 この門と建物は、東京駅を設計した佐賀出身の建築家「辰野金吾」が設計した貴重な建物です。辰野の設計した建築物はしっかりしたものばかりだったので、彼は「辰野堅固」と呼ばれていたとか。この源泉からは40度以上の何種類かの湯が365日こんこんと湧いていて、中でゆっくり半日ほど楽しめそうでした。

 温泉街を歩いていたら、使用済みのペットボトルを利用した、こんな花架けがあちこちに見られました。大川内山の街でもそうでしたが、ヨーロッパの町のように花が沢山あるのは気持ちのいいものです。

 京都屋専属らしいボンネットバスが駐車場にありました。

 ちなみに初日に泊まった若木のロッジは静かな環境の中、ゆっくり出来ました。一泊3150円とはありがたいお値段でした。

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武雄の「飛龍窯」   肥前の旅その8

2009年05月25日 | 友人との九州旅行
武雄市の竹古場キルンの森公園に「飛龍窯」があります。世界最大容量の「登り窯」としてギネスに登録されているそうです。中に入ってみましたが大きな窯室がいくつも並んでいました。



窯の横に咲いていたアザミの花



 要所要所に熱センサーを設けて、煙熱の均一性自動管理をしているのかどうか知りませんが、これだけの容量の窯を安定して運転するのは容易なことではないような気がしました。
 世界一の登り窯を作るというお題目が先行して、お役所主導のデスク上のアイデアがカタチになった?気がしましたが思い過ごしかもしれません。
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川古の大楠は釈迦や孔子より前に生まれた  肥前の旅その6

2009年05月21日 | 友人との九州旅行
佐賀県武雄市若木に立つ「川古の大楠」は樹齢3000年とか。佐賀県の県の木は楠の木。この木が幼木だったころ、このあたりを貫頭衣を着た原日本人が槍や弓矢を手に、鹿や猪を追って走り回っていた。その後、彼らは鉄の武器を持って遅れて日本列島に渡ってきた「大和族」から「土蜘蛛」と呼ばれ(肥前国風土記)、「大和族」との熾烈な長期間の闘争に負けて律令国家に組み込まれていった。この木はそんなシーンを見たのかどうか。
 大木を見るのは好きだ。40億年前に誕生した地球生命体の子孫として、お互いがここで挨拶を交わすのも嬉しい。

 なんがなし嬉しうなって、「イヨっ、大先輩、がばい元気そうやね。なしてそがん長生きの出来ると?いつまでもお元気でいてくんしゃい」と心中話しかけてしまった。

 保存のためには止むを得ないのだろうが、周囲が公園化されていて大楠に野性味は感じられない。想像したよりは高い木ではなかったが、3000年も生きていれば縮むのも当たり前か。出来るだけ長生きして欲しいと思った。







大楠の画像シリーズはこちら
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名護屋城址は玄界灘の風の中にあった  肥前の旅その5

2009年05月19日 | 友人との九州旅行
憧れの生造りのイカ定食の昼食を食べおえて、2台の車は“名護屋城址”を目指しました。広大な城跡はよく整備されていました。ほぼ400年ほど前に、秀吉の命を受けて全国の戦国大名がこの城の城下に、朝鮮を攻撃するための陣屋を展開していました。

 前田利家や伊達政宗の部隊駐屯地など、全ての大名の陣屋スポットが特定されていて、はるばる仙台からこの唐津の地まで動員された伊達兵たちのうち、どれくらいの人数が再び故郷の地を踏むことが出来たのだろうかと、一瞬そんな思いも湧きました。
 名護屋城址(クリック)





斜長橋の向こうがイカの昼食を取った呼子町の加部島です。













内務省と書かれた石碑があちこちにありました。

佐賀県立名護屋城博物館は力の入った中身の濃い博物館でした。韓国との交流史を研究する相互の学術拠点の位置づけにあるそうです。無料でした。
 展示物を見て歩くと、地理的条件からしても、古代の北九州と朝鮮半島南部に住んでいた人たちは同族であって、「クニ」の意識がないまま往来していたのだろうと思えました。
 最近のDNAの研究で明らかになっていますが、このことは大陸の近くにある島国英国と、その近くの欧州大陸国の民族の共通性と同じことでしょう。


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九十九島めぐりをYouTubeで 肥前の旅その4

2009年05月18日 | 友人との九州旅行
デジカメの動画なので粗いですが、雰囲気は味わえると思います。
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唐津・呼子(ヨブコ)のイカ造り定食  肥前の旅その3

2009年05月18日 | 友人との九州旅行
JR唐津駅でレンタカーを一台借りて、迎えてくれた小城市に住むNさんの車にも分乗して唐津市呼子町加部島海岸通りへ向かい、2泊3日の肥前の国ツアーをスタートしました。

日曜日のせいか店の駐車場は満員で、何組もの客が登録して呼ばれるのを待っていました。

ゲソの天麩羅もなかなか旨かったのですが、量が多く残してしまいました。

今回の「肥前の旅」はJR西日本が期間限定で出している「JR西日本pass」を使いました。新大阪~博多の間を、新幹線指定席でどこで何べん乗り降りしても3日間で往復16000円。但し最低二人以上の申し込みで、土曜日曜を起点に2日間か3日間のしばりあり。
博多・唐津間は地下鉄相互乗り入れの筑肥線を別料金1110円で利用しました。

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肥前の国小城の町は小京都    肥前の旅その2

2009年05月15日 | 友人との九州旅行
佐賀県小城市に住む友人から土地のお菓子を頂きました。「小城羊羹」と書いてある箱は、レトロなデザインがただものではない雰囲気を漂わせていました。口に入れてみるとさわやかでコクのある銘菓でした。おいしくて、あやうく家族で取り合いになるほどでした。出雲の松江ではありませんが、いい和菓子がある町は昔からお茶が盛んな土地が多い。そう思って遅ればせながらネットで小城市を検索してみたら、なるほど自分が知らないだけで小城には古代からの豊かな歴史があるようです。
 「小城といえば羊羹」というくらいの銘菓だとは知らずにNさん失礼しました。   
 ところで小城市は自分が好きな鯉料理も名物だそうで、一度ゆっくり訪ねてみたいと思いました。
小城市の詳細はこちら
 このHPから小城羊羹の店のマップを見ていったら、武雄温泉でたまたま撮影した「水月堂」が出ていました。撮影した時は大正浪漫風の外見が面白くて撮影したのですが・・。この時は朝が早くて店はまだ開店前でした。

HPからヘッドラインをご紹介。
●“九州の小京都”と呼ばれる小城は、古い歴史を誇る佐賀平野の静かな城下町。市内各所には、時代の面影を残す社寺や史跡が点在しています。また、桜の名所として知られる小城公園、源氏ぼたるが乱舞する祇園川、名水百選の清水の滝など、美しい自然が見せる四季折々の表情は、小京都に相応しい情緒に溢れています。
●「小城羊羹」は、明治以来百年以上の伝統を誇る、全国的に知られた銘菓。市内には今も20店以上の製造元が軒を連ね、腕を競い合っています。そう、小城は日本一の“羊羹のまち”なのです。ほのかに漂う甘い香りに誘われて、あなたも小城の通りをブラブラしながら、羊羹の味巡りをしてみませんか?
●肥前風土記にもその名が見える小城は、古代より条里制が敷かれ、多くの人が暮らしてきました。本格的な町造りが始まったのは、中世に関東からやって来た千葉氏のとき。やがて、戦乱の世を経て江戸時代に入り、小城藩鍋島家七万三千石の城下町として、豊かな文化の花が開きました。
●温暖な気候と清らかな水に恵まれた小城には、羊羹の他にも様々な味の名産品が生まれています。太陽の恵みの農産物、清水の冷水が磨き上げた鯉料理、そして米と水が美しく融合した銘酒、などなど…。小城の風土が育んだ“うまかもん”の数々を、グルメのあなたにご紹介しましょう。
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佐世保の九十九島は美しい多島海  肥前の旅その1

2009年05月13日 | 友人との九州旅行
前日まで少し天気を心配していましたが、幸い佐世保港の九十九島クルーズ乗り場に着く頃には薄日が射してきました。これまでに岩手県・浄土が浜や紀州・勝浦で島巡りを楽しみましたが、佐世保の九十九島巡りはスケールが一番大きいような気がします。潮風のオゾンをたっぷりと吸い込んだ50分のクルーズは価値がありました。



海の水の綺麗なことにも驚きました。





掲載画像を含めた全30枚の画像はこちら
スライドショーでご覧ください。
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