これからきくのは、ヴォルフガング・リュプサムのリュート・チェンバロ(ラウテンヴェルク)によるプレリュードとフーガ第16番(「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」)です。リュプサムの弾くフーガは、ゆっくりなテンポで、いつもきいている演奏とはずいぶん感覚がちがいます。フーガのもつ運動エネルギーをあまり感じさせない演奏ですね。使用楽器はこれまでと同じく、キース・ヒル製とみられるリュート・チェンバロ。録音は2016年です。
CD : CR2.3349(Counterpoint Records)
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