毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日、つまり10月31日は宗教改革記念日です。今年の10月31日は三位一体節後第22日曜日にあたりますが、これからきくのはもちろん、宗教改革記念日のためのカンタータ「主なる神は日なり、盾なり」です。このBWV79はこのブログ2度目で、今回きくのはコープマンたちの演奏です(1度目はガーディナーたち)。なお、バッハの宗教改革記念日のためのカンタータについては、「私的CD評」の「バッハの宗教改革記念日のためのカンタータを聴く」にくわしい説明があります。

CD : CC 72216(Challenge Classics)

CC 72216

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ライプツィヒのトーマス教会オルガン奏者、ウルリヒ・ベーメのオルガンできいてきたバッハ初期のオルガンの自由曲、最後にきくのはト短調のプレリュードとフーガです。このBWV535は、「北ドイツ楽派の影響を色濃くとどめた作品」(『バッハ事典』)で、「メラー手稿譜集」に初稿(フーガは未完)がおさめられています。

CD : VKJK 0423(QUESTAND)

VKJK 0423

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ウルリヒ・ベーメのオルガンできいている、バッハ初期のオルガンの自由曲、これからきくのはカンツォーナです。このBWV588は、一昨日、昨日と同じく「メラー手稿譜集」におさめられていて、アルンシュタッ時代の成立とみられています。なお、フーガのテーマは、フレスコバルディのカンツォーナからとられたものです。

CD : VKJK 0423(QUESTAND)

VKJK 0423

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昨日予告したとおり、今日もウルリヒ・ベーメによるオルガンの自由曲をききます。これからきくのは、ハ短調のプレリュードとフーガ。このBWV549は、昨日のBWV531と同じく「メラー手稿譜集」におさめられていて、「アルンシュタット、ないしリューネブルクで書かれた初期作」(『バッハ事典』)です。

CD : VKJK 0423(QUESTAND)

VKJK 0423

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今日から土曜日までは、ウルリヒ・ベーメによる「若きバッハ」と題されたCD(原題はDer Junge Bach)から、自由曲をきいていく予定。ベーメはライプツィヒのトーマス教会のオルガン奏者で、「若きバッハ」ではもちろん、同教会のバッハ・オルガンを演奏しています(マールブルクの製作家ゲラルト・ヴェールが2000年建造した新バッハ・オルガン)。これからきくのはBWV531で、「メラー手稿譜集」におさめられた、リューネブルク時代の作品とみられるプレリュードとフーガです。

CD : VKJK 0423(QUESTAND)

VKJK 0423

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これからきくクラヴィコードによる「プレアンブルムとフゲッタ」は、「平均律クラヴィーア曲集」第2巻第1番の初稿にあたるもの。最終稿のBWV870は、このBWV870aのプレアンブルムとフゲッタを、それぞれほぼ倍に拡大したものです。ここしばらく、ロバート・ヒルの「教師としてのバッハ―ケーテン時代のクラヴィーア作品集」からきいてきましたが、今日のBWV870aで最後となります。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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先日からきいているロバート・ヒルの「教師としてのバッハ―ケーテン時代のクラヴィーア作品集」。昨日のカンタータで一日中断しましたが、今日と明日はまた同CDから楽しみます。これからきくヒル(クラヴィコード)によるBWV813aは、変ホ長調のメヌエットで、「フランス組曲」第4番のメヌエットの異稿です。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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「われはわが依り頼みを」は、三位一体節後第21日曜日のためのカンタータ。このBWV188は、1728年に出版された、ピカンダーの「1年分の日曜・祝日のためのカンタータ集」による、いわゆる「ピカンダー年巻」のカンタータで、おそらく1728年10月17日(あるいは1729年11月6日)に初演されたとみられています。第1曲のシンフォニアは伝承が不完全ですが、BWV1052の第3楽章と同じ音楽なので、それから復元されています。これからきくのは、先週と同じく、ガーディナーたちによるものです。

CD : SDG 168(SDG)

SDG 168

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先日からきいている、ロバート・ヒルの「教師としてのバッハ―ケーテン時代のクラヴィーア作品集」。これからきくBWV813aは、「フランス組曲」第2番のメヌエットの異稿で、ヒルはこれをクラヴィコードで演奏しています。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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これからきくBWV872aは、「平均律クラヴィーア曲集」第2巻の嬰ハ長調のプレリュードトフーガの初稿にあたるもの。ハ長調プレアンブルムは、「2分音符の和音の連打を『アルペッジョ』と指定し、再現法を奏者にまかせたもの」で、BWV872への「移調にあたり楽譜を綿密に書き起こし、輪郭のくっきりした楽曲を作り出し」ました。また、ハ長調のフゲッタは、BWV872ではより「充実化され」(引用はすべて『バッハ事典』)ました。演奏は、引き続きロバート・ヒル(リュート・チェンバロ)です。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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これからきくBWV875aは、「平均律クラヴィーア曲集」第2巻第6番のプレリュードの初稿にあたるものです。「平均律」のプレリュードが61小節にたいして、このBWV875aは43小節。一昨日、昨日にひき続き、ロバート・ヒルのリュート・チェンバロで楽しみます(「教師としてのバッハ―ケーテン時代のクラヴィーア作品集」)。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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先日からきいている、ロバート・ヒルの「教師としてのバッハ―ケーテン時代のクラヴィーア作品集」。これからきくのは、同CDから、リュート・チェンバロによるBWV819aです。このBWV819aは、旧稿のBWV819の新稿にあたり、舞曲の構成は、アルマンド、クーラント、サラバンド、ブーレー、メヌエット、メヌエット(トリオ)というもの。なお、ヒルのCDでは、まず旧稿のアルマンド、続いて新稿のアルマンドが録音されていて、トラックリストにも、BWV819/819aと表記されています。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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これからきくのは、昨日予告したとおり、ロバート・ヒル(リュート・チェンバロ)によるBWV902aです。このプレリュードとフゲッタのプレリュードには、昨日きいた改訂稿(ヒルの演奏では3分40秒ほど)もありますが、今日のBWV902/1aは初稿にあたるものです(ヒルの演奏では1分4ほどで)。楽器はキース・ヒルの復元楽器です。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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先日、アンドレアス・シュタイアーをきいていて思いだしたロバート・ヒル(ともにムジカ・アンティクヮ・ケルンのチェンバロ奏者でした)。そういえば、ヒルの「教師としてのバッハ―ケーテン時代のクラヴィーア作品集」から、まだ未紹介の曲があった、と。そこで、今日はそのなかからト長調のプレリュードとフゲッタを、ヒルのクラヴィコードできくことにします。ただし、ヒルが演奏しているのはBWV902(CD2枚目に収録)のプレリュードのみ。フゲッタ(BWV884のフーガの初稿)を省略しているのは、明日きく予定のBWV902a(CD1枚目に収録)で、すでに演奏しているためのようです。なお楽器は、キース・ヒルによる1997年製の復元楽器です。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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「ああ、いまわれ婚筵に行かんとして」は、1716年10月25日に初演された、三位一体節後第20日曜日のためのカンタータ。このBWV162の構成は、アリア(バス)、レチタティーヴォ(テノール)、アリア(ソプラノ)、レチタティーヴォ(アルト)、二重唱(アルトとテノール)、コラールというもので、OVPPにふさわしいものなのですが、ガーディナーの録音ではやはりというか、コラールはいつものように合唱で、きわめて表情をつけて歌われています。

CD : SDG 168(SDG)

SDG 168

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