先日、アンドレアス・シュタイアーをきいていて思いだしたロバート・ヒル(ともにムジカ・アンティクヮ・ケルンのチェンバロ奏者でした)。そういえば、ヒルの「教師としてのバッハ―ケーテン時代のクラヴィーア作品集」から、まだ未紹介の曲があった、と。そこで、今日はそのなかからト長調のプレリュードとフゲッタを、ヒルのクラヴィコードできくことにします。ただし、ヒルが演奏しているのはBWV902(CD2枚目に収録)のプレリュードのみ。フゲッタ(BWV884のフーガの初稿)を省略しているのは、明日きく予定のBWV902a(CD1枚目に収録)で、すでに演奏しているためのようです。なお楽器は、キース・ヒルによる1997年製の復元楽器です。
CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)