毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




晴れているのか曇っているのか、なんだかすっきりしない天気です。こういう日にはせめてすっきりした音楽を、ということで、きくのはカフェ・ツィマーマンによる管弦楽組曲第1番です。このBWV1066は、「種々の楽器のための協奏曲集」と題されたシリーズの第2巻に収録されており、カフェ・ツィマーマンの編成は、第1ヴァイオリン3、第2ヴァイオリン3、ヴィオラ2、チェロ2、コントラバス1、オーボエ2、ファゴット1、チェンバロ1というものです。

CD : Alpha 048(Alpha)

Alpha 048

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今朝はすっきりした快晴ではじまりました。いまは低い雲がでていますが、おだやかな気候でとてもすごしやすくなっています。さて、復活節にあわせてきいてきた、ヘルムート・ヴァルヒャによる「オルガン小曲集」、今日きくのは「今日 神の子は勝利の凱旋をなしたもう」です。「オルガン小曲集」に収録された復活節のためのコラールは、BWV625から、このBWV630まで。ヴァルヒャの「オルガン小曲集」はしばし休んで、聖霊降臨節にまたきく予定です。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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今週のバッハは時節にあわせ、復活節のためのオルガン・コラールをきいています(オルガン演奏はヘルムート・ヴァルヒャ)。今日きくのも復活節のためのオルガン・コラールで、「栄光の日は現れたり」。今週きいてきたコラールと同じく、このBWV629も「オルガン小曲集」に収録されたものです。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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今日は朝からよい天気。予報では曇後雨ということですが、いまのところ晴れていて、気温もすでに20度ほどと、すごしやすくなっています。さて、ヘルムート・ヴァルヒャの演奏できいている「オルガン小曲集」、今日きくのは「聖なるキリストは甦りたまえり」です。このBWV628も、昨日のBWV627と同じく復活節のためのコラールです。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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このところ天気が安定せず、晴れていたかと思えば、とつぜん雷が鳴り、雨が降ったりと、どうもすっきりしません。もっとも、今日は気温だけは初夏なみになりそうですが。さて、復活節第3日にきくのは、一昨日、昨日に続きオルガンのためのコラールです。これからきくBWV627は復活節のためのコラールで、3節の歌詞全節が変奏曲風に展開されます。オルガンはひき続きヘルムート・ヴァルヒャです。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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復活節第2日の今日きくのは、昨日に続きオルガンのためのコラール。これからきくコラールは、復活節のためのコラール「われらの救い主なるイエス・キリストは」です。このBWV626も昨日きいたBWV625と同じく、「オルガン小曲集」に収録されたもの。オルガン演奏はひき続きヘルムート・ヴァルヒャです。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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ジョージ・フレデリック・ヘンデルの「復活」は、ヘンデルのイタリア時代の、1708年4月8日に初演された2部からなるイタリア語オラトリオ。ヘンデル後年の英語オラトリオとはちがい、合唱はほとんどなく、宗教的な題材によるオペラといえる作品です。登場人物は、天使、マグダラのマリア、クレオパのマリア、福音史家ヨハネ、悪魔で、合唱は第1部、第2部の最後にのみあらわれます。

貴族同士の対抗意識もあって、「復活」の上演は贅を凝らしたものとなり、ヴァイオリンのアルカンジェロ・コレッリが指揮するオーケストラ(ヘンデルはチェンバロ)も大編成のものでした。序曲の奏法をめぐり、ヘンデルがコレッリのヴァイオリンを奪いとって……、という逸話はこのときのものとみられていますが、逸話の真偽は不明です。

朝の投稿のあと、この「復活」をエマニュエル・アイムとル・コンセール・ダストレエの演奏でききました(Virgin classics 50999 694567 0 1)。アイムたちの編成は、クリストファー・ホグウッドが算出した弦楽器の総数40には、はるかにおよばない半数の17というもの。当時とちがい、いまは女性歌手をとがめだてするものもいなので、天使、マグダラのマリア、クレオパのマリアは、みな女性歌手です。

ところで、1708年といえば、バッハのミュールハウゼン市参事会員交代式のためのカンタータ「神はいにしえよりわが王なり」が初演された年。ぐうぜんにも、このBWV71も編成の大きなものですが、さすがにヴァイオリンだけで23人ということはなかったかと。バッハが「復活」の上演をきいていたら、どういう感想をもったでしょうか。羨望はありながらも、やはり浪費と感じるのか。

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今日は復活節第1日。ということで、きくのは、復活節のための「キリストは死の縄目につながれたり」です。オルガンのための同名のコラールはいくつかありますが、このBWV625は「オルガン小曲集」に収録されたもの。オルガン演奏は、ヘルムート・ヴァルヒャです。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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これからきくのは、ヘルムート・ヴァルヒャのオルガンによる「神よ、われを助けて成させたまえ」です。このBWV624は、「オルガン小曲集」に収録された受難節のためのコラール。定旋律はソプラノとアルトに、5度のカノンとしてあらわれます。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

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今朝は早くからおきて、「ルカ受難曲」をきいていました。バッハの自筆総譜がのこされており、またBWV246という番号もつけられてはいますが、この「ルカ受難曲」はバッハの手になるものではありません。作曲者はわかっていませんが、わずかですがバッハの手になる加筆(第2部の第1曲となる福音史家のレチタティーヴォに器楽導入をつけるなど)があります。

バッハの受難曲と同じく、いわゆるオラトリオ受難曲ですが、自由詩による楽曲の比率は低くて(ちなみにアリアは7曲)、コラールの比率が高い構成になっています。ヴォルフガング・ヘルビッヒたちの演奏は1996年の録音。アルスフェルト声楽アンサンブルが33人編成、ブレーメン・バロックオーケストラが24人編成。ヴァイオリン奏者の中には、森川麻子の名もみえます。

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今朝は放射冷却でちょっと冷えましたが、ひさしぶりにすっきりした天気になりました。日中の気温は21度まで上がるようで、すごしやすい陽気になりそうです。さて、これからきくのは、昨日にひき続きカフェ・ツィマーマンによる演奏で、3台のチェンバロのための協奏曲の第1番です。このBWV1063でのカフェ・ツィマーマンの編成は、すべてパート1人というもの。

ききはじめて驚かされるのが、そのテンポ。アナログ時代だったら、ターンテーブルの回転数をまちがえたかと思うぐらいの速さです(解説書によると第1楽章は4分36秒)。このテンポについては好き好きあるでしょうが、聴後の後味のよさはきわだっています。バッハの作品でもとりわけさわやかな風味のある第2楽章(アッラ・シチリアーノ)も、清涼感のある仕上がりです。

CD : Alpha 168(Alpha)

Alpha 168

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ながらくきいていたトン・コープマンの「平均律クラヴィーア曲集」もききおえ、さてなにをきこうかと迷っています。いまは聖週間なのですが、バッハのばあいは、聖金曜日のための受難曲とコラールのほかは、てきとうな音楽がなく、今日と明日は、最近入手したCDからきくことにしました。

今日きくのはカフェ・ツィマーマンによるBWV1068で、「種々の楽器のための協奏曲集」と題されたシリーズの第5巻に収録されたもの。編成は、弦楽がヴァイオリン=6、ヴィオラ=2、チェロ=2、コントラバス=1、管楽器はそれぞれ1ですが、新全集の総譜にはないファゴットが追加されています。

CD : Alpha 168(Alpha)

Alpha 168

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トン・コープマンのチェンバロできいてきた「平均律クラヴィーア曲集」第2巻も、今日で最後で、これからきくのはロ短調の第24番です。第1巻をききはじめたのが2011年2月21日、第2巻が同じく3月21日で、日曜日をのぞき毎日きいてきました。ようやくたどりついたBWV893ですが、そのプレリュードは、ちょっとおどけたような軽い味わいのもの。これに3声のフーガ(こちらも軽快なリズムによる主題)が続き、曲集がしめくくられます。

CD : 2292-45429-2(ERATO)

2292-45429-2

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今日は満月。ということで、ここのところ、夜もずいぶん明るかったのですが、今日は午後から天気がくずれるらしく、せっかくの満月も雲にかくれてしまうかもしれません。もっとも天気には関係なく、この満月のつぎの日曜日は復活祭ということになります。

さて、トン・コープマンによる「平均律クラヴィーア曲集」第2巻、これからきくのはロ長調の第23番です。このBWV874は、「トッカータ様式の名残が」(『バッハ事典』)認められるプレリュードにはじまり、「声楽的主題」(『同』)にもとづく4声のフーガがこれに続きます。

CD : 2292-45429-2(ERATO)

2292-45429-2

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四旬節の期間中、カンタータの代替としてきいているヘルムート・ヴァルヒャによるオルガン・コラール、これからきくのは「主イエス・キリストよ、われら汝に感謝す」です。ただし、今日(棕櫚の日曜日)のためのカンタータとしてはBWV182があるのですが、このブログで未聴のBWV623を優先させました。なお、このBWV623は、これまで代替としてきいてきたコラールと同じく、受難節のためのものです。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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