先週から楽しんできた、フリードリヒ・グルダの「Bach - Gulda - Clavichord」(Berlin Classics 0301063BC)。アルバムには、グルダが私的に録音した、クラヴィコードを弾いてのバッハが8曲収録されており、それらを順番にきいてきました。これからきくのは8曲目のイギリス組曲第2番。録音は1978/79年で、ノイペルト製のクラヴィコードを弾いています。ジャズの演奏と同じく、伝統から解放されたグルダは、いつもにましていきいきと演奏しており、きいているほうも楽しくなります。これで録音がステレオであれば、と思ってしまいますが、録音状態も思ったよりはしっかりしています。