クリスティーネ・ショルンスハイムによる「平均律クラヴィーア曲集」、先週、第1巻をききおえたので、今週からは続けて第2巻を楽しもうとも思いました。しかし、今週と来来週には、平日に教会暦の祝日があるため、ショルンスハイムの「平均律」はしばし休んでからということとし、今週はとりあえず「小川のせせらぎ」週間として、気のむくままに多彩なバッハを楽しむことにします。
その第1日にきくのは、アメリカのピアノ奏者マレイ・ペライアのイギリス組曲第1番。ペライアのイギリス組曲は、第1番、第3番、第6番をおさめたアルバム(SONY CLASSICAL SK 60276)と、そのほかをおさめたアルバムとにわかれており、もちろんここでの音源は前者ということにります。録音は1997年で、手の故障からの復帰後の録音です(休養中はバッハの音楽を研究していたようです)。