毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




ベルダーのチェンバロ演奏できいてきた「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」も、のこり2曲と、そろそろおわりがみえてきました。これからきくのはロ長調の第23番で、このBWV892は、活発なプレリュードと穏やかな4声のフーガという対照的な組みあわせです。

CD : 93892(Brilliant Classics)

93892

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ちょっとあき時間ができたので、これから、三位一体節にふさわしいミサ曲ですごすことにします。きくのは、モーツァルトの「聖三位一体の祝日のミサ」で、1773年に初演されたもの。独唱による楽曲はなく合唱だけで、簡明ながら堂々と歌われていきます。演奏は、ペーター・ノイマン指揮、ケルン室内合唱団、コレギウム・カルトゥシアヌムによるもの(Virgin Classics 07243 5 61769 2 8)で、ボックスセットにはこのK167のほか、K427、K626などが収録されています。

07243 5 61769 2 8

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今日の日曜日は三位一体節。ということで、ふだんならカンタータをきくところなんですが、今日は趣向をかえてミサ曲をきくことにしました。三位一体節のためのカンタータは、すでに一巡してしまっているということもあり、たまには気分をかえて、というのが理由です。もっとも、これからきくイ長調のミサ曲はこれで3度目なのですが……。

演奏は、コンラート・ユングヘーネルとカントゥス・ケルンによるものを選びました(1度目はヘレヴェーゲ、2度目はパーセル・クァルテット)。合唱はパート2人、オーケストラは、フルートが2、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリンともに3、ヴィオラが2、通奏低音として、チェロ、ヴィオローネ、ファゴット、オルガンがそれぞれ1という編成です。

なお、このBWV234の原曲ですが、第2曲「グローリア」がBWV67第6曲、第4曲「クイ・トリス」がBWV179第5曲、第5曲「クオニアム」がBWV79第2曲、第6曲「クム・サンクト・スピリトゥ」がBWV136第1曲の転用であることが判明しています。また、第1曲「キリエ」と第3曲「ドミネ・デウス」も旧作からの転用のようですが、原曲は不明です。

CD : HMC 901939.40(harmonia mundi)

HMC 901939.40

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今日のバッハは、ひさしぶりの「4声のコラール」。きくのは時節にふさわしく、「汝、三にして一なる者」です。このBWV293を、これまので「4声のコラール」と同じく、マット指揮のマット指揮のノルディック室内合唱団、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーの演奏でききます。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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仕事の手を休めてきくのは、このブログ3度目となるト長調のガンバ・ソナタ。演奏するのはジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とトン・コープマン(チェンバロ)。この共演には1977年の録音もありますが、これからきくのはサヴァール主宰のALIA VOXでの2000年の録音です。サヴァールの楽器はヴェネツィアのザネッティ製作(1550年)、コープマンの楽器はハンブルグのツェル製作(1737年)ということで、いずれもオリジナルの楽器です。

CD : AV 9812(ALIA VOX)

AV 9812

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昨日に続き今日も「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」から。これからきくのは変ロ短調の第22番で、このBWV891は、穏やかで深みのあるプレリュードと、こった技巧の長大な4声フーガの組みあわせです。チェンバロ演奏は、これまでと同じくベルダーです。

CD : 93892(Brilliant Classics)

93892

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ベルダーのチェンバロ演奏できいている「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」、ちょとあいだがあきましたが、これからきくのは変ロ長調の第21番です。このBWV890は、2部形式のプレリュードと3声のフーガの組みあわせで、第2巻のなかでも「斬新な様式を示す」(『バッハ事典』)楽曲です。

CD : 93892(Brilliant Classics)

93892

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聖霊降臨節第3日にきくのは、この日のためのカンタータ「待ちこがれし喜びの光」です。このBWV184はケーテン時代の世俗カンタータを転用したもので、ライプツィヒ時代の1724年に初演(準備は1723年)されました。演奏は、一昨日、昨日に続き、ガーディナー指揮のイングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団、そして、ラーション(ソプラノ)、シュトゥッツマン(アルト)、ゲンツ(テノール)です。

CD : SDG 138(SDG)

SDG 138

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聖霊降臨節第2日のためのカンタータは、BWV173、BWV68、BWV174と3曲が現存。このブログではそのうちBWV174、すなわち「われいと高き者を心を尽くして愛しまつる」だけが未聴なので、今日はこのカンタータをきくことにします。BWV174の第1曲はブランデンブルク協奏曲第3番第1楽章の転用で、ホルン(2)とオーボエ(3)で編成が拡大されています。演奏は昨日に続きガーディナーたちです。

CD : SDG 121(SDG)

SDG 121

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これからきくのは、聖霊降臨節第1日のためのカンタータ「人もしわれを愛せば、わが言を守らん」です。このBWV59は、二重唱、レチタティーヴォ、コラール、アリアと、ごく小規模なもので、説教前に別のより大規模なカンタータが演奏され、BWV59は説教後に演奏されたとみられます。演奏はガーディナーたちによるものです。

CD : SDG 121(SDG)

SDG 121

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鈴木雅明のオルガン演奏できいてきた「クラヴィーア練習曲集 第3部」も、これからきくイ短調のデュエットで最後です。このBWV805は「4つのデュエット」のしめくくりにふさわしい、変化のある長い主題によるフーガです。

CD : BIS-CD-1091/92(BIS Records)

BIS-CD-1091/92

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テレビをつけていたら、どこかできいたようなメロディー。それはワーグナーの「タンホイザー」序曲で、アイスクリームのpinoのCM(櫻井翔がパティシエに扮したもの)のBGMでした。CMでの「タンホイザー」序曲はずいぶん編曲されていますが、そもそもなぜpinoに「タンホイザー」なのか、ちょっとよくわかりません。

ところで、「タンホイザー」といえば、個人的には「誇り高き戦場」と「ミーティング・ヴィーナス」の両映画。なかでも「誇り高き戦場」は男臭い映画で、原題のCounterpointどおり、チャールトン・ヘストンとマクシミリアン・シェルによるやりとりが秀逸です。同映画では「タンホイザー」序曲は、クライマックスのコンサートで演奏されていました。

pinoのCMで「タンホイザー」序曲が流れていてたのもなにかの縁。ひさしぶりに、「誇り高き戦場」のクライマックスだけでもみてみることにしましょう。



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今日はとてもよい天気。ですが、外にいると暑いくらいで、じっとしても汗ばんでくるほどです。さて、これからきくのは、一昨日、昨日に続きこれからきくのはデュエット(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)。BWV804はト長調のインヴェンション風の楽曲で、これをこれまでと同じく鈴木雅明のオルガン演奏でききます。

CD : BIS-CD-1091/92(BIS Records)

BIS-CD-1091/92

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これからきくのは昨日の予告どおり、ヘ長調のデュエット(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)です。このBWV803はダ・カーポによる3部形式のフーガ。その中間部分は半音階的で、はじめ(とおわり)の部分の明るい雰囲気とは対照的です。オルガン演奏はひき続き鈴木雅明。

CD : BIS-CD-1091/92(BIS Records)

BIS-CD-1091/92

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鈴木雅明のオルガン演奏できいてきた「クラヴィーア練習曲集 第3部」、あとは今日から4日連続できく予定の「4つのデュエット」のみとなりました。「4つのデュエット」は、曲集出版作業の最終段階(グレゴリー・バトラーの研究によると1739年夏)で挿入されたと考えられており、この4曲の挿入で全27曲構成となりました。これからきくホ短調のBWV802は、コラール旋律によらない手鍵盤のみの2重フーガです。

CD : BIS-CD-1091/92(BIS Records)

BIS-CD-1091/92

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