今日の日曜日は三位一体節。ということで、ふだんならカンタータをきくところなんですが、今日は趣向をかえてミサ曲をきくことにしました。三位一体節のためのカンタータは、すでに一巡してしまっているということもあり、たまには気分をかえて、というのが理由です。もっとも、これからきくイ長調のミサ曲はこれで3度目なのですが……。
演奏は、コンラート・ユングヘーネルとカントゥス・ケルンによるものを選びました(1度目はヘレヴェーゲ、2度目はパーセル・クァルテット)。合唱はパート2人、オーケストラは、フルートが2、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリンともに3、ヴィオラが2、通奏低音として、チェロ、ヴィオローネ、ファゴット、オルガンがそれぞれ1という編成です。
なお、このBWV234の原曲ですが、第2曲「グローリア」がBWV67第6曲、第4曲「クイ・トリス」がBWV179第5曲、第5曲「クオニアム」がBWV79第2曲、第6曲「クム・サンクト・スピリトゥ」がBWV136第1曲の転用であることが判明しています。また、第1曲「キリエ」と第3曲「ドミネ・デウス」も旧作からの転用のようですが、原曲は不明です。
CD : HMC 901939.40(harmonia mundi)