テレビをつけてチャネルをきり替えていたら、ベートーヴェンの第9が流れてきました(指揮者がヘルムート・リリングなのでちょっとびっくりです)。たぶん、今年はじめてきいた第9だと思うのですが、これをN響できくと、年の瀬だと感じると同時に、あわただしさがいっそう増してくる感じです。
さて、これからきくのは、1725年の降誕節第1日(今日は降誕節第2日)に初演されたカンタータ「笑いは、われらの口に満ち」です。このBWV110は、題名どおり愉悦感に満ちた華麗なカンタータで、その第1曲の合唱は、管弦楽組曲第4番の序曲を転用したものです。演奏はヘレヴェーゲたちによる、1995年の録音です。
CD : HMC 901594(harmonia mundi)