今週はオルガンのたのめトリオ・ソナタを、シュテファン・パルムの演奏できいていこうと思います。BWV525~530は、このブログでもいろいろな楽器編成できいてきました。オルガンはもちろん、2つの旋律楽器と通奏低音、旋律楽器と鍵盤楽器など、どれも楽しめるものです。パルムの楽器はペダル・チェンバロ(マルティン・ザースマン製作)で、この楽器できくのははじめてとなります。
トリオ・ソナタの演奏楽器にペダル・チェンバロが想定されていたかはさておき、これからきくBWV525だと、第2楽章のアダージョなど、じっさいのところ、ペダル・チェンバロでは歌うような旋律はむずかしいことでしょう。ペダル・チェンバロの演奏でBWV525をきくとにきは、バッハがあえて、フリーデマンにこれをペダル・チェンバロでひくように課した、と想像しながらきくことにしています。
CD : amph 19216(amphion records)