毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日はあたたかく、おだやかな年の瀬になりました。朝方のきれいな青天から、いまは薄曇になってきましたが、昨日とちがって時雨れることはなさそうです。さて、トレヴァー・ピノックたちによる管弦楽組曲(新録)も、これからきく第4番で最後。先日もちょっとふれましたが、ピノックたちのCDには、カンタータのシンフォニアなども収録されています。そのなかに、このBWV1069(の原型)の序曲を転用したカンタータ「笑いは、われらの口に満ち」第1曲がふくまれています。

CD : 439 780-2(ARCHIV PRODUKTION)

439 780-2

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未明に時雨ていたのか路面がぬれています。いまは上空に青天がひろがってきていて(もっとも天気予報は「曇り」ですが)、このようすだと予報よりは気温も上がり、この時期としてはおだやかな気候になりそうです。さて、トレヴァー・ピノックたちによる管弦楽組曲、今日きくのは管弦楽組曲第3番(BWV1068)です。弦の編成はほかの組曲と同じで、これにトランペット、ティンパニ、オーボエが加わり、音楽を華やかに彩ります。

CD : 439 780-2(ARCHIV PRODUKTION)

439 780-2

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昨日に続き、今日きくのもトレヴァー・ピノックの管弦楽組曲(新録)。これからきくのは管弦楽組曲(序曲)第2番(BWV1067)で、フルートはリサ・ベズノシウクです。弦の編成は、第1ヴァイオリンが5、第2ヴァイオリンは4、ヴィオラが2、チェロが2、コントラバスが1で、これは4曲に共通。ベズノシウクのフルートはよどみのない闊達なもので、ポロネーズなどで、ときおり即興的な装飾をつけています(ただし全体として装飾はひかえめ)。なお、ピノックのCDは2枚組で、収録順は、CD1に第1番、第4番、CD2に第3番、第2番となっています。また、付録的に、カンタータのシンフォニアなどが収録されています。

CD : 439 780-2(ARCHIV PRODUKTION)

439 780-2

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今年ものこすところ今日を入れて4日。大晦日まで毎日なにをきこうかとちょっと迷いましたが、きりよくきけるので、4曲の管弦楽組曲を番号順にきいていくことに。演奏についても録音が多いので迷いましたが、最近めっきり影が薄くなった感があるトレヴァー・ピノックの新録(1993年および1994年の録音)を選びました。今日きくのは第1番で、イングリシュ・コンサートの弦の編成は、第1ヴァイオリンが5、第2ヴァイオリンは4、ヴィオラが2、チェロが2、コントラバスが1です。なお、序曲も舞曲もくり返しは励行されていますが、「交互に」と指示された舞曲では、ダ・カーポ後のくり返しは省略されています。

CD : 439 780-2(ARCHIV PRODUKTION)

439 780-2

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昨日は雪が舞う天気でしたが、今日は風こそ冷たいもののまずまずの天気。最高気温が6度という予報ですが、手もとの温度計だと外は8度で、気温も予報より上がりそうです。さて、これからきくのは「クリスマス・オラトリオ」BWV248の、降誕節第3日のためのカンタータ「天を統べたもう君よ」です。この第3部も既存曲からの転用があり、第24曲(第3部第1曲)の合唱と、第29曲(第3部第6曲)の二重唱がそれで、第24曲がBWV214の第9曲、第29曲がBWV213の第11曲です。なお、ルネ・ヤーコプスたちのCDでは、第3部が2枚のCDにまたがっており、第34曲と第35曲、そして第24曲のダ・カーポがCD2に収録されています(時間にして3分ちょっと)。しかたないとはいえ、これは不便です。

CD : HMX 2901630.31(harmonia mundi)

HMX 2901630.31

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昨日からきいている6部からなる「クリスマス・オラトリオ」BWV248、今日きくのはその第2部のカンタータ「このあたりに羊飼いおりて」です。この第2部は1734年12月26日に初演され、第1部と同じく既存曲からの転用があります。第15曲(第2部第6曲)のアリアと、第19曲(第2部第10曲)のアリアがそれで、第15曲がBWV214の第5曲、第19曲がBWV213の第3曲です。

ところで、今日もルネ・ヤーコプスたちによる演奏できくわけですが、びっくりさせられるのはシンフォニアのテンポ。ピリオド楽器での演奏時間は、おおむね5分から5分半ていどなのですが、ヤーコプスのものはなんと7分48秒。第19曲との関連でまどろみを意識しているのかもしれませんが……。なお、まどろむようなテンポですが、けっして弛緩はしていません。

CD : HMX 2901630.31(harmonia mundi)

HMX 2901630.31

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昨日の予告どおり、今日から6回にわけて「クリスマス・オラトリオ」BWV248をきいていきます。このオラトリオは、12月25日から1月6日にかけて上演される6部の連作カンタータで、かなりの楽曲が既存曲から転用されています。第1部から第3部は降誕節第1日から同第3日用、第4部は新年用、第5部は新年後の日曜日用、第6部は顕現節用で、これからきくのは降誕節第1日(12月25日)のためのカンタータ「歓呼の声を放て、喜び踊れ」です。

このカンタータの母体となったのは、世俗カンタータの「鳴れ、太鼓よ! 響け、トランペットよ!」と「われら心を配り、しかと見守らん」で、BWV214からは第1曲と第7曲、BWV213からは第9曲が転用されています。だれの演奏できくか迷いましたが、今回は独唱者をドイツ系でかためたルネ・ヤーコプスの指揮のものを選びました。オーケストラは総勢34人、合唱はソプラノが9人、アルト、テノール、バスがそれぞれが6人と、比較的大きめな編成です。

CD : HMX 2901630.31(harmonia mundi)

HMX 2901630.31

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明日からは「クリスマス・オラトリオ」を6回にわたってきく予定なのですが、今日のバッハはさて何にしようか、と。昨日までの「クラヴィーア練習曲集 第3部」と、明日からの「クリスマス・オラトリオ」にはさまれた一日なので、何かの曲集からではなく、単独の作品がよいかなとも。で、思いついたのが、カノン風変奏曲「高き御空よりわれは来れり」です。このBWV769なら時節にふさわしいですし、これからこの晩年のコラール変奏曲をハンス・ファーイウスの演奏できくことにします。

CD : BIS-CD-439/40(BIS Records)

BIS-CD-439/40

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先月末からきいてきたミヒャエル・ラドゥレスクの「クラヴィーア練習曲集 第3部」。BWV669の記事で予告していたように、曲集の冒頭と末尾におかれたプレリュードとフーガを、これから続けてきくことにします。それぞれ収録されたディスクがことなるので、あらかじめちょっと手をくわえておきました。

ところで、ラドゥレスクが演奏するオルガンの紹介がまだでした。オルガンはミラノ聖シンプリチアーノ教会のそれ。ユルゲン・アーレント(の工房)によって、歴史的な技法で建造されたオルガンです。アーレントはカザルス・ホールのオルガンも建造しており、日本にもなじみのある現代の名工です。

CD : 05472 77276 2(deutsche harmonia mundi)

05472 77276 2

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今日の日中はどんよりとしていて、天気がよいというほどではないものの、冷えこみはなくおだやかです。明日は「曇時々雪」で、予想最高気温が6度、同最低気温が1度とぐっと寒くなりそう。今夜あたりから、北日本では大荒れらしいので、明日はこちらでも雪が降るかもしれません。さて、ミヒャエル・ラドゥレスクの「クラヴィーア練習曲集 第3部」、今日きくのは最後のデュエットで、イ短調のBWV805です。これでラドゥレスクの「クラヴィーア練習曲集 第3部」も、のこすところ明日きく予定のプレリュードとフーガのみになりました。

CD : 05472 77276 2(deutsche harmonia mundi)

05472 77276 2

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今日は最高気温の予想が11度。明日も同じ11度のようですが、明後日の金曜日から月曜日にかけて、予報はすべて「曇時々雪」で、最高気温も7度と寒くなりそうです。もっとも、この時期は天気が読みにくく、じっさいは当日にならないとわかりませんが。さて、ミヒャエル・ラドゥレスクによる「クラヴィーア練習曲集 第3部」、今日もきくのはデュエットで、これからきくのはト長調のBWV804です。

CD : 05472 77276 2(deutsche harmonia mundi)

05472 77276 2

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さきほどまでは、日中というのにずいぶん暗かったのですが、南の空が明るくなってきました。京都府北部をおおっている雨雲も、南部にはかかってなく、「曇後晴」という予報どおりの天気になりそうです。さて、ミヒャエル・ラドゥレスクによる「クラヴィーア練習曲集 第3部」、昨日に続き今日もデュエットです。今日きくのはヘ長調のBWV803です。

CD : 05472 77276 2(deutsche harmonia mundi)

05472 77276 2

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土日はけっきょく雪は降らず、今日も朝の冷えこみもなく、まずまずの天気。23~25日の天気予報は、連日「曇時々雪」となっているのですが、さて初雪になるのやら。さて、ミヒャエル・ラドゥレスクによる「クラヴィーア練習曲集 第3部」、月曜日から木曜日まではデュエットをきいていきます。今日きくのはホ短調のBWV802です。

CD : 05472 77276 2(deutsche harmonia mundi)

05472 77276 2

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今日は待降節第4日曜日ということで、カンタータ「道を備え、大路をなおくせよ」をきこうか、それとも昨日の続きでBWV689をきこうか、ちょっと迷っていました。しかし、このあとすぐに外出なので時間がなく、やはりミヒャエル・ラドゥレスクによる「クラヴィーア練習曲集 第3部」からきくことにしました。これからきくBWV689は、昨日と同じくマルティン・ルターの「われらの救い主なるイエス・キリストは」もとづく、ヘ短調の手鍵盤のみによるコラール編曲です。

CD : 05472 77276 2(deutsche harmonia mundi)

05472 77276 2

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昨日の天気予報にはあった「雪」が、今朝の予報ではなくなって「曇時々晴」に。となりの滋賀では雪が降ったらしいのですが、空の明るさからすると、雪はおろか雨も降りそうもありません。さて、ミヒャエル・ラドゥレスクによる「クラヴィーア練習曲集 第3部」、今日(ひょっとすると明日も)きくのは、マルティン・ルターの「われらの救い主なるイエス・キリストは」にもとづく編曲です。これからきくBWV688は、手鍵盤とペダルによるニ短調のコラール編曲。明日はBWV699をきくか、カンタータのBWV132にするか、ちょっと迷っています。

CD : 05472 77276 2(deutsche harmonia mundi)

05472 77276 2

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