先週からきいてきた、エマヌエレ・デルッキの「J.S.Bach / D'Albert Piano Transcriptions」(Piano Classics PCL10139)。今日これからきくのは、アルバムの最後に収録されたパッサカリア(とフーガ)です。オイゲン・ダルベールのピアノ編曲には、イタリア語とドイツ語で、強弱記号、速度記号、発想記号、アーティキュレーションといった演奏記号がおもしろいほどに付加されていて、ダルベールの音楽趣味、そしてその時代の音楽趣味がみてとれます。なお、デルッキの使用楽器はスタインウェイD(1906年)、録音は2017年です。
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