毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昨日紹介した、『J.S.バッハの音楽宇宙』とよく似たタイトルの書籍があったので、紹介してみます。丸善ライブラリー115として出版された、『バッハの音楽的宇宙』がそれ。

筆者の大村恵美子は、東京バッハ合唱団とともに、40年をこえる演奏活動を続けてきた指揮者。この種の書籍としてはめずらしく、カンタータ、ミサ曲、受難曲、オラトリオだけを抽出して解説。まとめかたも、「歴史」「生活」「国家・政治」「宗教」というふうで、ある意味、異色の解説書といえるかもしれません。

こうしたアイデアは、「日本語でバッハを歌う」という実践とつながっているのかもしれず、実践家としての主観にあふれていて、興味深い読みものになっています。

バッハの音楽的宇宙

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このところ、京都の夏らしくない、爽やかな朝が続いています。今日も、セミ以外は、じつにさわやかで、過ごしやすくなっています。このようすだと、日中も湿度が低くてすみそうです。

さて、今日の一バッハは、一昨日、昨日に続き、「クラヴィーア練習曲集 第3部」から、ドイツ語グローリア「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」の第3編曲。演奏はいつものボウヤーです。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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以前紹介した『不朽の名盤1000』と同様、雑誌の整理で出てきた『J.S.バッハの音楽宇宙』(芸術現代社)。バッハ生誕300年に、音現ブックス11として刊行された雑誌で、20年以上も時が経過したことになります。巻頭の対談(「音楽現代」記事より転載)が、皆川達夫・早川正昭というのが時代を感じさせます。

巻末に近いところにある、「これだけは聴いていきたい~42枚のディスク」という、推薦盤を紹介する記事。推薦盤は、作品ごとに2枚づつ紹介されているのですが、一部をのぞき、ピリオド楽器とモダン楽器を1枚づつ推薦。当時としては、このような扱いはめずらしかったと思うのですが、筆者が佐々木節夫ということで納得です。

J.S.バッハの音楽宇宙

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参院選の選挙速報を、チャンネルをあちこち替えつつみていたら、日付がかわっていました。今夜の京都はとても過ごしやすく、夏の夜にしては、快適そのものです。なので、もう少し起きていて、ごそごそしていようと思います。

その前に一日一バッハ。今夜も昨夜にひき続き、「クラヴィーア練習曲集 第3部」から、ドイツ語グローリア「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」の第2編曲をききます。演奏もひき続きボウヤーです。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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BS2で、今月の17日に放送されたドキュメンタリー。毎回みているわけではないのですが、番組のサイトに、「音の周波数、音の広がる範囲などを映像化する特殊な『音カメラ』によって、バイオリンの音が描く美しい“絵画”をたんのうしていただく」とあったので、この回は期待してみていました。

ヴァイオリンが奏でられるたびに、カラフルなシャボン玉のように、音が広がっていくさまがみてとれ、思わず「ほ~っ!」という映像でした。ギターなど、他の楽器との比較もあったのですが、期待していたピリオド仕様ヴァイオリンのそれはなく、そこのところはざんねん。



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電話がかかってきて、仕事が中断したので、ついでに休憩して今日の一バッハに。今夜は、日曜日ごとにきいてきている「クラヴィーア練習曲集 第3部」から、ドイツ語グローリア「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」をききます。演奏はボウヤー。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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今日の日中は、蒸し暑くなるらしいのですが、いまはまだ湿度も低く快適です。このあとも、まだ仕事をするので、その前に休憩して、いつものようにバッハをききます。

きくのは、イタリア語のカンタータ「悲しみのいかなるかを知らず」。らしくないということから、この作品には偽作説もあるようです。演奏はコープマン盤。

CD : WPCS-5705/7(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-5705/7

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セミの大合唱以外は、じつにさわやかな朝を迎えました(といっても投稿が遅れたのでいまはもう10時過ぎ)。こんなときは、音楽もさわやかに、ということで、「ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041」をききます。演奏は、寺神戸亮のヴァイオリンに、鈴木雅明ひきいるバッハ・コレギウム・ジャパン。とても爽快な演奏で、第3楽章では、短いながらも即興も挿入されています。

CD : BIS-CD-961(BIS Records)

BIS-CD-961

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風がなく、蒸し暑い夜があけると、少し涼しい風が吹いてきました。といっても、朝からセミが盛大に鳴いていて、暑苦しいことには変わりありません。

さて、今日きくのは、キングス・コンソートの室内楽編曲版できいてきている、オルガン用のトリオ・ソナタの第5番。この作品は、オーボエ、ヴァイオリンに通奏低音という編成です。

CD : CDA66843(hyperion)

CDA66843

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昨年末、拙宅に遊びにきていた友人に、HDレコーダーに録りだめた「のだめカンタービレ」(TVドラマ版)をみせたところ、及川光博が演じる評論家佐久間学を、とある有名評論家に似ていると、えらく気にいって、熱心なファンになってしまいました。

その友人に、来春放送される予定のスペシャルドラマのニュースについて、メールを送ったのですが、そのさい、いま毎日投稿しているバッハの作品が、「のだめ」ではどれくらい流れていたのか気になって、ちょっと仕事を休んで調べてみました。

ドラマ『のだめカンタービレ』使用楽曲」という便利なページで調べてみると、ブランデンブルク協奏曲第3番や小フーガなど、数曲がBGMとして流されたていど。ピアノ科という設定ののだめですら、その演奏曲目にはありません。ちなみに、ヘンデルやヴィヴァルディも、同じようなものでした。

「のだめ」の影響で、クラシック音楽ブーム(クラシック音楽産業が、ここぞとばかりに飛びついただけなのかも)ということなのだそうですが、少なくとも、バッハは蚊帳の外みたいです。



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昨日の京都は、梅雨もあけて最高気温が33度。そのわりには、空気が乾燥していたためか、比較的過ごしやすい日中でした。夜になってもその傾向は続いていますが、窓を開けているぐらいでは、室温もあまり下がりません。今日は、もう少し起きていなければならないので、涼みがてらベランダに出て、ヘッドホンで音楽をききながら麦茶で一服。

深夜でもあり、リュートでもきこうと思ったのですが、すでにリュートのための作品は、すべてきいてしまっていました。このブログは、バッハの作品を、全曲きいていこうという趣旨ではないので、以前とはちがう演奏できいてもいいのですが、今日は、「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」の第1番をきくことに。演奏は、同曲集のCDで、チェンバロ、クラヴィコード、オルガンを弾きわけて録音している、ロバート・レヴィンのそれ。この第1番は、チェンバロでの演奏です。

CD : CD92.116(Hänssler CLASSIC)

CD92.116

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一昨日、昨日ときいてきた「クラヴィーア練習曲集 第3部」のドイツ語キリエ第2編曲(手鍵盤のみで演奏)。今日は、第3部の第2編曲をききます。演奏はケヴィン・ボウヤー。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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昨日に続き、「クラヴィーア練習曲集 第3部」から、ドイツ語キリエ第2部の第2編曲(手鍵盤のみで演奏)をききます。演奏はケヴィン・ボウヤー。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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先週からきいている「クラヴィーア練習曲集 第3部」。今日からは、手鍵盤のみで演奏される、一対のドイツ語キリエをききます。まず今日は、ドイツ語キリエ第1部の第2編曲「キリエ、とこしえの父なる神よ」。演奏はケヴィン・ボウヤーです。

CD : NI 5561/62(Nimbus Records)

NI 5561/62

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ちょっと遅めの昼食をとり、コーヒーを楽しんでいると、ふと、コーヒー・カンタータがききたくなりました。そこで手持ちのCDの中から、どれにしようかと迷ったすえ、レオンハルトの演奏できくことに。

きまじめな雰囲気の漂うレオンハルトなので、この演奏をはじめてきく前には、「どうなんだろ?」という不安もあったのですが、じっさいは、羽目をはずさないまでも、くつろいだ演奏をきかせてくれます。

CD : PHCP-5303(PHILIPS)

PHCP-5303

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