思ったよりも早く仕事が終わったので、今日はゆっくりバッハを楽しむことができます。いつもより長い作品で、暦とは無関係にきける作品といえば、やはり「フーガの技法」。今日は、これをじっくりききたいと思います。
いざきくとなると、どれできくか迷ってしまいます。チェンバロなら、レオンハルト、オルガンならヴァルヒャ、アンサンブルならエスペリオンXX……。最近のものだと、自筆譜(BWV1080a)によるギヨーのチェンバロも、キレのあるなかなかのものです。
今日はいろいろあるなかで、きいていていちばんおもしろい、ムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)を選びました。日本では評価が低いMAKですが、ポリフォニーの動的魅力を楽しむには、やはりこの演奏がいちばんです。
CD : 431 704-2(ARCHIV PRODUKTION)