今週これまできいてきたのは、ヤコブ・リンドベルイの「Bach on the Rauwolf Lute」。シクトゥス・ラウヴォルフ(1590年ごろの製作)のリュートを弾いての録音(2020年)で、ここでは部分のみ収録の曲をのぞき、収録順に楽しんできました。これからきくのはのこる1曲、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番(BWV1001)を編曲したものです。
リンドベルイには、同じラウヴォルフのリュートを弾いてのCDがあります(魅力的な選曲の「Jacobean Lute Music」というCDのほか全数種)。近年におけるリンドベルイの愛奏楽器だということがよくわかります。また、リンドベルイのバッハというと、7曲のリュート作品を録音(1992年)したCDもあります。
CD : BIS-2552(BIS Records)