午前中の仕事が早くおわったので、いまから一バッハ。時間もたっぷりあるので、280年前の今日(1727年10月17日)初演された、「侯妃よ、さらに一条の光を」をきくことにします。
ザクセン選帝侯アウグスト1世夫人、クリスティアーネ・エーバーハルディーネの追悼式のために作曲されたこの作品。貴人の追悼式にふさわしく、荘重で、気品のある美しさで満たされています。
さて、だれの演奏できこうかと考えたとき、ガーディナーやコープマンのそれも浮かんだのですが、やはりこういうしっとりした作品はヘレヴェーゲ。手兵のラ・シャペル・ロワイヤルとの演奏です。
CD : HMC 901270(harmonia mundi)