毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週前半にきいてきたのは、アウロス・アンサンブルの「J.S.Bach : Concerti, Suites, and Sinfonias」。今日きくのはのこる1曲、管弦楽組曲第2番(BWV1067)です。ここでフルートを吹くのはクリストファー・クルーガー(おそらく)。クルーガーはアウロス・アンサンブルだけでなく、老舗のピリオド楽器オーケストラ、ボストン・バロックやスミソニアン室内管弦楽団にも参加しており、アメリカを代表するフルート奏者です。録音は1992年以前とみられます。

CD : MHS 513906T(Musical Heritage Society)

MHS 513906T

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今日これからきくのは昨日と同じく、アウロス・アンサンブルの「J.S.Bach : Concerti, Suites, and Sinfonias」から、ブランデンブルク協奏曲第5番(BWV1050)です。独奏者は、クリストファー・クルーガー(フルート)、リンダ・クヮン(ヴァイオリン)、アーサー・ハース(チェンバロ)、リピエーノのアンサンブルは室内楽的な編成とみられます。録音は1992年以前で、すでに30年以上が経過していますが、いまでもじゅうぶん楽しめます。

CD : MHS 513906T(Musical Heritage Society)

MHS 513906T

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今週前半にきいていくのは、アウロス・アンサンブルの「J.S.Bach : Concerti, Suites, and Sinfonias」です。同アルバムには表題どおり、協奏曲(2曲)、管弦楽組曲(1曲)、カンタータのシンフォニア(1曲)が収録されており、ここではシンフォニアをのぞき、収録順に楽しみます。まずきくのは、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲(BWV1060)。同協奏曲は2台のチェンバロのための協奏曲第1番から再構成(復元)されたもので、とても人気のある協奏曲です。

アウロス・アンサンブル(The Aulos Ensemble)は、アメリカ初のピリオド楽器アンサンブルで、1973年に結成。録音での独奏者は明記されていませんが、マルク・シャクマン(オーボエ)、リンダ・クヮン(ヴァイオリン)とみられます。Youtubeの公式チャンネル「TheAulosEnsemble」には、BWV1060の第1楽章の投稿があります(映像は静止画)。録音も明記されていませんが、1992年をあまり遡らない以前だと思われます。

CD : MHS 513906T(Musical Heritage Society)

MHS 513906T

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今週きいてきたのは、ベルリン古楽アカデミー(AAMB)が2021年に録音した「J.S.Bach: Brandenburg Concertos」。このアルバムには、イザベル・ファウストやアントワン・タメスティも参加しており、それらを番号順=収録順に楽しんできました。これからきくのはのこる第6番(BWV1051)。自筆譜によるとはこの協奏曲は、2挺のヴィオラ・ダ・ブラッチョ、2挺のヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ、ヴィオローネとチェンバロのためとされており、タメスティ(ヴィオラ)が参加したAAMBは、これをパート1名で演奏しています。6曲の協奏曲でパート1名だったのはこの第6番と第3番のみで、コンチェルティーノ(独奏)とリピエーノ(合奏)が明瞭な協奏曲では、リピエーノは厚めの編成をとっています。急速楽章ではおおむね快速。そのテンポ感での、なめらかでふくよかな演奏は、ピリオド・アプローチの成熟を示しています。

CD : HMM 902686.87(harmonia mundi)

HMM 902686.87

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今日きくのは昨日までと同じく、ベルリン古楽アカデミー(AAMB)の「J.S.Bach: Brandenburg Concertos」(2021年録音)から、ブランデンブルク協奏曲第5番(BWV1050)です。この協奏曲の独奏は、フルートのクリストフ・フントゲブルト、ヴァイオリンのゲオルク・カルヴァイト、チェンバロのラファエル・アルパーマン。これにヴァイオリン3名、ヴィオラ2名、チェロとヴィオローネがそれぞれ1名が参加します。

CD : HMM 902686.87(harmonia mundi)

HMM 902686.87

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これから楽しむのはブランデンブルク協奏曲第4番(BWV1049)。今週きいている「J.S.Bach: Brandenburg Concertos」に収録されたもので、イザベル・ファウストが参加したベルリン古楽アカデミー(AAMB)による演奏です。第4番での独奏は、ヴァイオリンがファウスト、リコーダーがクリストフ・フントゲブルトとクセニア・レフラー。弦楽と通奏低音は12名で編成されています。録音は2021年です。

CD : HMM 902686.87(harmonia mundi)

HMM 902686.87

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今週きいているのは、ベルリン古楽アカデミー(AAMB)とイザベル・ファウストの「J.S.Bach: Brandenburg Concertos」。このアルバムから番号順=収録順にきいており、これから楽しむのはブランデンブルク協奏曲第3番(BWV1048)です。第3番ではAAMBはパート1名(3つのヴァイオリン、3つのヴィオラ、3つのチェロ、ヴィオローネ、チェンバロ)の11名で演奏しており、奏者の中にはAAMB員外のファウスト(ヴァイオリン)とアントワン・タメスティ(ヴィオラ)がくわわっています。録音は2021年です。

CD : HMM 902686.87(harmonia mundi)

HMM 902686.87

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昨日からききはじめた、ベルリン古楽アカデミー(AAMB)とイザベル・ファウストの「J.S.Bach: Brandenburg Concertos」。今日きくのは番号順=収録順どおり、ブランデンブルク協奏曲第2番(BWV1047)です。独奏者は、クリストフ・フントゲブルト(リコーダー)、ルプレヒト・ドレース(トランペット)、クセニア・レフラー(オーボエ)、ベルンハルト・フォルク(ヴァイオリン)。これに弦楽と通奏低音の12名がくわわっての演奏です。アルバムの録音はベルリンのキリスト教会にて、2021年3月と5月におこなわれています。

CD : HMM 902686.87(harmonia mundi)

HMM 902686.87

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今週きくのは、ベルリン古楽アカデミー(AAMB)とイザベル・ファウストの「J.S.Bach: Brandenburg Concertos」です。アルバムの録音は2021年。6曲の協奏曲は番号順に収録されており、ここでも第1番(BWV1046)から順に楽しむことにします。第1番はゲオルク・カルヴァイト(ヴィオリーノ・ピッコロ)をはじめ、全20名の編成で演奏しています。

CD : HMM 902686.87(harmonia mundi)

HMM 902686.87

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これからきくのは、2014年に結成されたドイツのアンサンブル、ラ・フェスタ・ムジカーレの「BACH reconstructed」(2022年録音)です。このアルバムには表題どおり、「再構成されたバッハ」の協奏曲が3曲収録されており、新ブランデンブルク協奏曲と名づけられています。趣旨としてはかつて紹介した、エリック・ミルンズとモントリオール・バロック・バンドによる「新・ブランデンブルク協奏曲集」(ATMA Classique ACD22565)と同じ。バッハのカンタータ楽章などから新たに、ありえた可能性のある協奏曲を再構築するというものです。

「BACH reconstructed」から楽しむのは、3台のチェンバロのための協奏曲第2番(BWV1064)を原曲とする、3つの弦楽トリオと通奏低音のための協奏曲です。BWV1064からの再構成というと、3つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音での復元なのですが、3つの弦楽トリオと通奏低音というのははじめてききます。アンサンブルの編成は、第1、第2トリオがヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、第3トリオがヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの弦楽アンサンブル、通奏低音がコントラバスとチェンバロ。編曲のクリストフ・ハーラーによると「ブランデンブルク協奏曲第3番と対応している」とのことです。

CD : audite 97.816(audite)

audite 97.816

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昨日に続き今日もきくのは、ジャネット・ソレルとアポロズ・ファイアの「BACH’S Coffeehouse」(2023年録音)です。今日きくのはオーボエとヴァイオリンのための協奏曲(BWV1060)。この協奏曲は2台のチェンバロのための協奏曲第1番から再構成されたものですが、原曲よりもきく機会が多い人気曲です。ここでの独奏は、デブラ・ナギ(オーボエ)、ジョハナ・ノヴォム(ヴァイオリン)。アンサンブルは独奏者をふくめ14名で編成されており、ヴァイオリンの田辺恵美が参加しています。

CD : AV2207(Avie Records)

AV2520

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今日と明日きくのは、ジャネット・ソレルとアポロズ・ファイアの「BACH’S Coffeehouse」です。アルバムは表題どおり、ライプツィヒのコーヒーハウスでの演奏会にかけられた(可能性のある)音楽を収録したもの。ここでは収録されたバッハの2曲の協奏曲、ブランデンブルク協奏曲第4番、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲を収録順に楽しみます。今日きくのはブランデンブルク協奏曲第4番(BWV1049)で、これはソレルたちにとっては2度目の録音(2023年)です。独奏は、アラン・チョー(ヴァイオリン)、ダフナ・モル(リコーダー)、キャティー・スチュワート(リコーダー)で、アンサンブルは独奏者をふくめ16名で編成。この録音にはヴァイオリンの田辺恵美が参加しています。

CD : AV2207(Avie Records)

AV2520

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今週ここまできいてきた、フローリアン・ドイター、モニカ・ワイスマン、そしてアルモニ・ユニヴェルセルの「Johann sebastian bach: Violin Concertos」(2022年録音)。のこる1曲は、これからきく2つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1060R)です。この協奏曲は2台のチェンバロのための協奏曲第1番(BWV1060)から再構成(復元)したもの。再構成版だとオーボエとヴァイオリン用が人気がありますが、ここでは2つのヴァイオリン用が採用されています(同再構成には、アンドルー・マンゼとレイチェル・ポッジャーのものも)。独奏はドイターとワイスマンで、みずみずしい演奏を楽しめます。

CD : ACC 24403(ACCENT)

ACC 24403

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今日これからきくのは、フローリアン・ドイターとアルモニ・ユニヴェルセルによるヴァイオリン協奏曲第2番(BWV1042)です。独奏と指揮のドイターは、1965年、ドイツ生まれで、ムジカ・アンティクヮ・ケルン、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブルなどで活動。使用楽器はマチュー・ベセリング製作のヴァイオリンです。

CD : ACC 24403(ACCENT)

ACC 24403

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昨日からききはじめたいていくのは、アルモニ・ユニヴェルセルの「Johann sebastian bach: Violin Concertos」(2022年録音)。アルモニ・ユニヴェルセルはケルンにて結成されたアンサンブル(1984年に結成された同名のアメリカのアンサンブルとは別)で、ヴァイオリン奏者、フローリアン・ドイターとモニカ・ワイスマンが率いています。今日きくのはヴァイオリン協奏曲第1番(BWV1041)で、独奏と指揮はワイスマンです。ワイスマンはアルゼンチン生まれの奏者。オバーリン音楽院でヴァイオリン、ハーグ王立音楽院でバロック・ヴァイオリンを学んでいます。使用楽器はマチュー・ベセリングのヴァイオリンです。

CD : ACC 24403(ACCENT)

ACC 24403

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