毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




雨の日にきくのは、プレリュードとフーガ第22番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)。チェンバロはこれまでと同じく桒形亜樹子で、使用楽器はジョエル・カッツマンの2001年製(ヨハネス・ルッカースの1638年製にもとづく)です。BWV867には受難を思わせるような宗教的雰囲気がありますが、桒形はこれをあまり深刻ぶらず、さらりと弾いています。録音は2017年です。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




これから楽しむのは、いまレギュラーできいている桒形亜樹子の「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」から、第21番(BWV866)のプレリュードとフーガです。音楽は、トッカータのような、めまぐるしいプレリュードに、長い主題の3声のフーガの一対。桒形のチェンバロだと、フーガは快活ながらもそれだけでなく、どことなく品がよい感じです。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




これからきくのは、桒形亜樹子のチェンバロで、プレリュードとフーガ第20番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。このBWV865のフーガは、第1巻のなかで個人的にお気に入り。おもしろい主題とその反行形がからみあい、長いフーガでも飽きることがありません。おわり近くでの2度の休止で、フーガはより緊張感をまし、盛り上がります。桒形のアルバムは、2017年。ジョエル・カッツマンの2001年製のチェンバロ(ヨハネス・ルッカースの1638年製にもとづく)を弾いての録音です。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




これから楽しむのは、陽光に満ちた朝にきくのにふさわしい、プレリュードとフーガ第19番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。チェンバロ演奏は桒形亜樹子で、2017年の録音。使用楽器は、ジョエル・カッツマンの2001年製のチェンバロ(ヨハネス・ルッカースの1638年製にもとづく)です。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




復活節前第8日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「天より雨下り、雪落ちて」です。このBWV18は、1713年2月19日(あるいは翌年の同日曜日)にヴァイマールで初演(したがってまさに天から音が降ってきたことでしょう)。全5曲からなるカンタータで、シンフォニアに導入され、レチタティーヴォ2曲とアリアをはさみコラールでおわる構成です。弦楽にヴァイオリンが編成されず、ヴィオラ4部という特異な編成で、独特な響きが形成されています。ライプツィヒでも再演されており、そのさいリコーダーが編成にくわえられましたが、鈴木たちの録音(1997年)はヴァイマール稿なので、リコーダーなしでの演奏です。また、合唱は21名編成。いまからするとちょっと大きめです。

CD : BIS-CD-841(BIS Records)

BIS-CD-841

コメント ( 0 )




先々週から番号順にきいている、桒形亜樹子の「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」(2017年録音)。これからきくのは、気品のあるプレリュードと4声のフーガによる第18番(BWV863)です。桒形の弾くのは、ジョエル・カッツマンの2001年製のチェンバロ(ヨハネス・ルッカースの1638年製による)です。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




これからきくのは、桒形亜樹子のチェンバロで、プレリュードとフーガ第17番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。使用楽器は、ジョエル・カッツマンの2001年製のチェンバロ(ヨハネス・ルッカースの1638年製)。すがすがしさまでとらえているような録音は、2017年、埼玉県三芳町文化会館コピスみよしホールでおこなわれたものです。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




今日もきくのは桒形亜樹子の「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」(2017年録音)で、プレリュードとフーガ第16番(BWV861)です。長いトリルではじまるプレリュードですが、桒形の演奏では比較的速めのテンポをとっているため、さほど冗長には感じません。フーガは4声です。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




これからきくのは、桒形亜樹子によるプレリュードとフーガ第15番。テンポや音律について、あらたな視点を提供してくれている「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」に収録された楽曲で、先々週から毎日1曲ずづきいています。このBWV860は、プレリュードもフーガもとても快活で、それでいてバッハらしく陰影もあり、ちょっとした休憩にきくにはちょうどよい音楽です。桒形の使用楽器は、ジョエル・カッツマンの2001年製のチェンバロ(ヨハネス・ルッカースの1638年製にもとづく)。録音は2017年です。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




これからきくのはプレリュードとフーガ第14番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)。インヴェンション風な軽めのプレリュードに対し、4声のフーガはその主題に深みがあり、とても対照的です。フーガで何度もきこえてくる「ため息」の音型(典型的ではありませんが)は、フーガを沈うつにしている一因かもしれません。第28小節で声部が半減するところも印象的ですね。ここできくのは、これまでと同じく桒形亜樹子の美しい演奏。ジョエル・カッツマンの2001年製(ヨハネス・ルッカースの1638年製による)を弾き、2017年に録音したものです。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




先々週から番号順にきいている、桒形亜樹子による「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」(桒形の訳では「巧みに音律調整された鍵盤楽器(曲集)第1巻」)。これからきくのは、今日の春めいた陽気にふさわしい、プレリュードとフーガ第13番(BWV858)です。たまたまの天気のめぐりあわせですが、やわらかな陽ざしを感じながら、くつろいできくことにします。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




復活節前第9日曜日にきくのは、「われはわが幸に満ち足れり」。このBWV84は、1727年2月9日に初演されたソプラノ独唱のためのカンタータ(全5曲)で、第1曲から第4曲まではアリアとレチタティーヴォ、第5曲はコラールという構成です。歌うのはナンシー・アージェンタで、モニカ・ハゲットとアンサンブル・ソヌリーが共演しています。第1曲はしみじみとした美しいアリア。オーボエのオブリガート(ここではポール・グッドウィン)も音楽をひきたてます。録音は1993年です。

CD : 7 2435 45038 2 5(Virgin classics)

7 2435 45038 2 5

コメント ( 0 )




先週から楽しんでいる、桒形亜樹子による「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。これからきくのはプレリュードとフーガ第12番(BWV857)で、これで前半12曲をききおえることになります。桒形の「平均律」は、「テンポ設定の見直し」と、ブラッドリー・レーマンが自筆譜表紙の渦巻き模様から解読した「不等分律」の採用という、耳新しいアプローチで録音されています。

「テンポ設定の見直し」の実例は、前半だと第2番、第5番のプレリュード、そして第8番のフーガ。すでに録音は無数にある「平均律」ですから、それらからの影響を極力排して楽曲に対峙するには、研究にもとづく「テンポ設定の見直し」も必要なのだろうと感じさせます。個人的には、第2番にしろ、第5番、第8番にしろ、とくに違和感はありませんでした。

なお、桒形による「この録音に寄せて」は、録音におけるアプローチを、コンパクトながらくわしく解説しており、おもしろい読みものです。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




これからきくのは、いまレギュラーできいている桒形亜樹子による「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。先週の月曜日より番号順にきいているので、今日はプレリュードとフーガ第11番(BWV856)です。プレリュード、フーガともども明るく、舞曲ではありませんが、躍るような弾みがあります。桒形のチェンバロはジョエル・カッツマンの2001年製(ヨハネス・ルッカースの1638年製による)。録音は2017年です。

File : dw-20002-3(dream window)

dw-20002-3

コメント ( 0 )




先週、その創刊号(2017年)を紹介した日本チェンバロ協会の年報。すでに第2号(2018年)も発刊されているので、そちらも紹介しておきます。第2号でいちばん興味をもって読んだのは、ヨーハン・ペーター・ミルヒマイアー『正しいピアノフォルテ奏法』(1797年)の第1章、第2章を翻訳した研究ノート。小沢優子、久保田慶一の労作で、第3章から第6章までは第3号に掲載予定ということですから、これで第3号の購入が決定しました。

日本チェンバロ協会 年報 2018 第2号

コメント ( 0 )



« 前ページ