毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




10月31日は宗教改革記念日。同日は三位一体節後第22日曜日でもあるのですが、これからきくのは宗教改革記念のためのカンタータで、1725年初演の「主なる神は日なり、盾なり」(BWV79)です。演奏はハリー・クリストファーズとザ・シックスティーン、そして独唱者のジュリア・ドイル、ロビン・ブレイズ、イーモン・ドゥーガン。録音は2013年です。

CD : COR16120(CORO)

COR16120

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今週きいてきたのは、スキップ・センペとオリヴィエ・フォルタンの「Bach 2 Harpsichords」。1998年に録音されたCDには、2台のチェンバロために編曲した、さまざまな曲が収録されています。ただし、ここでは曲の一部をのみの収録曲についてはすべて省略し、ほかを収録順に楽しんできました。これからきくのはイ短調の協奏曲(BWV593)。原曲はヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第8番を原曲とするバッハのオルガン曲。センペはブルース・ケネディ製作のフレンチ・モデル、フォルタンは同じくケネディのミートケ・モデルを弾いており、楽器における趣味の混合となっています。

CD : PA0014(Paladizo)

PA0014

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これから楽しむのは、スキップ・センペとオリヴィエ・フォルタンの「Bach 2 Harpsichords」から、ハ長調のプレリュードとフーガ(BWV547)です。原曲は番号の示すとおりオルガン曲で、2人の演奏はこれまでと同じく、2台のチェンバロ用に編曲して弾いています。録音は四半世紀近くまえとなる1998年。2人の使用楽器はともにブルース・ケネディ製作で、センペは18世紀のフレンチ・モデル、フォルタンはミートケ・モデルです。

CD : PA0014(Paladizo)

PA0014

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これからきくのは、スキップ・センペとオリヴィエ・フォルタンのチェンバロで、ト長調の協奏曲(BWV592a)。今週これまでと同じく、「Bach 2 Harpsichords」(1998年録音)に収録されており、編曲はセンペとフォルタンの2人。原曲はオルガン曲ですが、さらにヨーハン・エルンスト(ザクセン・ヴァイマール公子)の同調のヴァイオリン協奏曲にさかのぼります。2人が弾くチェンバロは、ともにブルース・ケネディ製作で、センペは18世紀フレンチ・モデル、フォルタンはミートケ・モデルです。

CD : PA0014(Paladizo)

PA0014

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スキップ・センペとオリヴィエ・フォルタンのチェンバロできいている今週のバッハ。2台のチェンバロのための編曲を収録した「Bach 2 Harpsichords」(1998年)を収録順で楽しんでおり、これからきくのはト長調のプレリュードとフーガ(BWV541)です。原曲はオルガン曲なのですが、チェンバロ2台の演奏でも、まったく違和感なく楽しめますね。使用楽器は、ブルース・ケネディの18世紀フレンチ・モデル(センペ)と、同じくケネディのミートケ・モデル(フォルタン)です。

CD : PA0014(Paladizo)

PA0014

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これからきくのは、スキップ・センペとオリヴィエ・フォルタンによるト長調のアダージョ(BWV968)。この曲は無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番の第1楽章をへ編曲したものですが、編曲はバッハではなく、フリーデマン・バッハとみられています。ただし、ここできくのはセンペとフォルタンによる2台のチェンバロ用編曲。録音は1998年で、センペが弾くのはブルース・ケネディの18世紀フレンチ・モデルで、フォルタンは同じくケネディのミートケ・モデルです。

CD : PA0014(Paladizo)

PA0014

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今日から楽しむのは、スキップ・センペとオリヴィエ・フォルタンによる「Bach 2 Harpsichords」。このCDは表題どおり、2台のチェンバロできかせるバッハで、オルガン曲や協奏曲を原曲とする編曲で構成されています。きいていくのは収録順どおりで、これからきくのはオルガン曲を原曲とする、ハ長調のプレリュードとフーガ(BWV545)です。使用楽器は、センペがブルース・ケネディの18世紀フレンチ・モデル、フォルタンは同じくケネディのミートケ・モデル。録音は1998年です。

CD : PA0014(Paladizo)

PA0014

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三位一体節後第21日曜日にきくのは、カール・リヒターたちによる「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」(ARCHIV PRODUKTION 439 394-2)です。このBWV38は1724年10月29日の初演された、いわゆるコラール・カンタータ(全6曲)。したがって、第1曲と第6曲は、マルティン・ルターの同名コラール(詩編130にもとづく)の第1節と第5節を歌詞としています。リヒターたちの録音は1977/78年で、管弦楽と合唱はミュンヘン・バッハ管弦楽団、同合唱団。独唱者はエディト・マティス、トゥルデリーゼ・シュミット、ペーター・シュライヤー、ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウです。

439 394-2

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今週きいてきたのは、マウロ・ヴァッリの「Bach in Bologna」。この「Bach in Bologna」は、バッハの無伴奏チェロ組曲6曲と、ボローニャの音楽家ドメニコ・ガブリエッリ(1651年~1690年)のリチェルカーレ(無伴奏チェロ曲)8曲を収録したCDで、2014年から2017年にかけて録音されています。ここではバッハのみを収録順にきいいてきて、これからきくのは第5番(BWV1011)。ヴァッリのチェロは、即興的な装飾をちりばめ、イタリアの奏者らしくよく歌うものですが、ただたんに歌うのみではありません。レチタティーヴォのように語るようなところもあり、じつに深みがあります。

ピッチはボローニャでの標準というa'=465Hzを採用しており、これはバッハの組曲がボローニャに輸入された可能性を想定しているようです。ボローニャにはジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ神父(1706年~1784年)というよく知られた音楽家がおり、バッハの「クラヴィーア練習曲集」を所持していたようなので、そういう可能性はあったかもしれません。高いピッチがもたらしたのは、やはり張りと明るさ。録音のよさとあいまって、とても魅力ある演奏となっています。なお、チェロはアンドレア・カスタネッリが1740年ごろに製作した楽器。弓はペリクリ・ピーテの2010年製。録音は2017年です。

CD : A 459(ARCANA)

A 459

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これから楽しむのは無伴奏チェロ組曲第3番(BWV1009)。音源は今週きいている、イタリアのチェロ奏者、マウロ・ヴァッリの「Bach in Bologna」で、この第3番は2016年10月の録音です。もちいてるチェロはアンドレア・カスタネッリが1740年ごろに製作したもので、弓はペリクリ・ピーテの2010年製。ピッチはボローニャでの標準というa'=465Hzです。

CD : A 459(ARCANA)

A 459

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今週きいているのは、イタリアのチェロ奏者、マウロ・ヴァッリの「Bach in Bologna」。2014年から2017年にかけて録音されたこのCDには、バッハの無伴奏チェロ組曲とドメニコ・ガブリエッリのリチェルカーレが収録されており、バッハのチェロ組曲6曲のみを収録順に楽しんでいます。これからきくのは変ホ長調の第4番(BWV1010)。ここでの楽器は第6番と同じ5弦のチェロ・ピッコロで、マティアス・エレラとルチア・ヴァッリによる1993年製。録音は2015年10月におこなわれています。

CD : A 459(ARCANA)

A 459

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イタリアのチェロ奏者、マウロ・ヴァッリの演奏で楽しんでいる6曲の無伴奏チェロ組曲。これからきくのはニ短調の第2番(BWV1008)です。この第2番の録音は2015年4月で、アンドレア・カスタネッリが1740年ごろに製作したチェロをもちいています。弓はペリクリ・ピーテの2010年で、弦はニコラ・オットーブレ・モネータ製です。ピッチはボローニャの標準のa'=465Hzと高く、張力のちがいからくるのか、ちょっとヴィオラのような音色が楽しめます。

CD : A 459(ARCANA)

A 459

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昨日からききはじめた、マウロ・ヴァッリによる6曲の無伴奏チェロ組曲。2014年から2017年にかけて録音された「Bach in Bologna」には、バッハの6曲のほか、同じ無伴奏チェロのためのドメニコ・ガブリエッリのリチェルカーレが収録されています。きくのはもちろんバッハのみで、収録順に楽しんでいく予定です。で、今日これから楽しむのはニ長調の第6番(BWV1012)。この組曲での使用楽器は5弦のチェロ・ピッコロで、マティアス・エレラとルチア・ヴァッリの1993年製です。録音は2014年。

CD : A 459(ARCANA)

A 459

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今週きいていくのは、マウロ・ヴァッリによる6曲の無伴奏チェロ組曲です。ヴァッリはイタリアのチェロ奏者にして葡萄栽培農家。同組曲の録音は2014年から2017年にかけておこなわれており、ここでは収録順どおり第1番(BWV1007)からきいていきます。この第1番は2015年の録音で、アンドレア・カスタネッリが1740年ごろに製作したチェロを使用。弓はペリクリ・ピーテの2010年製、弦はニコラ・オットーブレ・モネータ製(AとDがガット、GとCが銅巻きガット)です。また、ピッチはボローニャの標準のa'=465Hzです。なお、CDには近年演奏・録音の多い、ドメニコ・ガブリエッリのリチェルカーレ(無伴奏チェロ曲)が挿入されています。

CD : A 459(ARCANA)

A 459

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三位一体節後第20日曜日にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによる「装いせよ、おお、わが魂よ」(ERATO 2564 61402-2)です。このBWV180は、三位一体節後第20日曜日のためのいわゆるカンタータ(全7曲)。ヨーハン・フランクの同名コラール(全9節)から、第1曲(第1節)、第3曲(第4節)、第7曲(第9節)に歌詞にあてています。ヴェルナーたちの録音は1970年。録音にはヴェルナーの指揮のもと、ヴュルテンブルク室内管弦楽団、ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団と、4人の独唱者が参加しています。

2564 61402-2

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