毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日きくのは昨日と同じく曽根麻矢子の「Chaconne」で、ト長調のメヌエット(BWV Anh.114)を楽しみます。同曲は「アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集」所収。かわいらしく、有名なメヌエットですが、作曲者はバッハではなく、クリスティアン・ペツォールト(1677年から1733年)と判明しています。曽根のアルバムには同じ小曲集から、ペツォールトのト短調のメヌエット(Anh.115)、作曲者不詳のト長調のメヌエット(Anh.116)も収録されています。アルバムの録音は2004年。使用楽器は、ニコラ・デュモンの1707年製にもとづく、デイヴィッド・レイの1970年製のチェンバロです。

[補記]gooブログへのPCからのアクセス不可は、昨日午後には解消され(気づいたのは午後4時ごろ)、今日から平常モードでの投稿です。

CD : AVCL-25017(avex-CLASSICS)

AVCL-25017

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1月2日に投稿予定の、曽根麻矢子の「ゴルトベルク変奏曲」(「アリアと30の変奏曲」)。NTTドコモがDDoS攻撃されて、gooブログもアクセスが困難になり、いつ投稿できるかも不明です。とりあえず、記事だけはつくっておき、投稿するまえに「ゴルトベルク変奏曲」をきいておくことにします。

曽根の「ゴルトベルク変奏曲」には新旧2種の録音があり、ここで楽しむのは2008年録音の新録のほう(旧録は1998年)。新録ではくり返しは完全励行ではないのですが、じっさいの録音においては完全励行だったようです。しかし、CD1枚におさまりきらないということで、くり返しの一部はカットされたということです(曽根の解説文)。

おさまりきらなくなったのはテンポがゆっくりになったためですが、新旧のテンポのちがいは、ききくらべてないのではっきりしません(旧録の演奏がどんなだっかた思い出せない)。録音での使用楽器は、ヨハン・ハインリヒ・グレープナーの1739年製にもとづく、デイヴィッド・レイ製作のチェンバロです。

[補記]NTTドコモの発表では、利用しているgooブログも、2日16時過ぎには不具合は解消されたとのことでしたが、DDoS攻撃対策の余波なのか、PC→ルーターでのアクセスは解消後も終日(投稿時現在も)不可。2日は投稿をあきらめ、3日、PC→モバイルルーターでアクセスを試みたところ、投稿は問題なく完了しました。記事は2日朝に作成したものです。

CD : AVCL-25441(avex-CLASSICS)

AVCL-25441

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今週きいてきたのは、曽根麻矢子の「ヨハン・セバスティアン・バッハ:フランス組曲」。収録された6曲の組曲は、浜離宮朝日ホールでのバッハ連続演奏会と並行しておこなわれたため、2003年および2004年に分散されて録音されました。これから楽しむ第6番(BWV817)は、第5番と同じく、2003年の10月30と31日に録音されています。使用楽器はデイヴィッド・レイの1970年製のチェンバロ(ニコラ・デュモンの1707年製にもとづく)です。なお、曽根には同じ楽器をもちいた2000年録音のフランス組曲もあり、それらも機会があれば紹介してみようと思います。

CD : AVCL-25510-1(avex-CLASSICS)

AVCL-25510-1

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寒いながらも陽射しが届く朝。窓辺にいるとその暖かみを感じさせます。そんな朝のひとときにきくのは、曽根麻矢子の「ヨハン・セバスティアン・バッハ:フランス組曲」から、フランス組曲第5番(BWV816)です。録音は2003年の10月30と31日(浜離宮朝日ホール)。使用楽器は、デイヴィッド・レイ製作のチェンバロ(ニコラ・デュモンの1707年製にもとづく)です。

CD : AVCL-25510-1(avex-CLASSICS)

AVCL-25510-1

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今週は曽根麻矢子の「ヨハン・セバスティアン・バッハ:フランス組曲」をきいており、今日からはのこる長調ばかりの3曲を楽しみます。フランス組曲第4番(BWV815)の録音は昨日の第3番と同じ、2004年の5月27日と28日(浜離宮朝日ホール)。もう20年まえの録音となるわけですが、鮮度はわるくあません。使用楽器についてはこれまでと同じで、ニコラ・デュモンの1707年製にもとづく、デイヴィッド・レイ製作のチェンバロです。

CD : AVCL-25510-1(avex-CLASSICS)

AVCL-25510-1

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今週きいているのは、曽根麻矢子2度目のフランス組曲全曲録音となる、「ヨハン・セバスティアン・バッハ:フランス組曲」です。アルバムはフランス組曲が番号順=収録順に収録されており、ここではその順で楽しんでいます(今日は第3番)。録音年月については、バッハ演奏会と並行して録音されているため第1番や第2番とことなり、2004年の5月27日と28日(浜離宮朝日ホール)におこなわれています。使用楽器はこれまでと同じく、デイヴィッド・レイ製作のチェンバロ(ニコラ・デュモンの1707年製にもとづく)です。

CD : AVCL-25510-1(avex-CLASSICS)

AVCL-25510-1

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曽根麻矢子2度目の録音となるフランス組曲全曲。昨日の第1番から6曲のフランス組曲を番号順=収録順に楽しんでおり、今日きくのは第2番(BWV813)です。録音はバッハ演奏会と並行して録音され、第2番は第1番と同じく10月28日と29日に浜離宮朝日ホールでおこなわれています。演奏会・録音で曽根が弾いているのはデイヴィッド・レイ製で、ニコラ・デュモンの1707年製にもとづくチェンバロです。

CD : AVCL-25510-1(avex-CLASSICS)

AVCL-25510-1

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今週きいていくのは、曽根麻矢子の「ヨハン・セバスティアン・バッハ:フランス組曲」です。アルバムには表題どおり6曲のフランス組曲が収録されており、2003年および2004年の録音。曽根には同組曲の2000年の録音もありますが、ここできくのは2度目の録音となります。録音は浜離宮朝日ホールでおこなわれた、バッハ連続演奏会と並行して録音されています。アルバムの収録順は番号順で、これからきく第1番(BWV812)から順に楽しみます。ただし、番号と録音順(演奏会での採用順)は一致しておらず、第1番は第2番とともに、6曲中ではもっともあとの2004年の10月28日と29日に録音されています。使用楽器はニコラ・デュモン製チェンバロ(1707年)にもとづく、デイヴィッド・レイ製作の楽器です。

CD : AVCL-25510-1(avex-CLASSICS)

AVCL-25510-1

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週をまたいできいてきた、クリストフ・ルセの「Bch: The Complete Toccatas」。のこるトッカータは、これから楽しむト長調のそれ(BWV916)です。このトッカータは、プレスト、アダージョ、アレグロ(フーガ)という3楽章構成で、音楽も協奏曲を思わせる曲となっています。解説のペーター・ヴォルニーによると、1713年から1714年ごろに作曲されたということ。ルセの録音は2022年で、使用楽器は作者不詳のジャーマン・チェンバロです。

CD : AP275(Aparte Music)

AP275

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昨日はカンタータをきいて1日休みましたが、今日からはまた、クリストフ・ルセの「Bch: The Complete Toccatas」(2020年録音)をきいていきます。今日きくのハ短調のトッカータ(BWV911)。このトッカータはやはり、導入部、アダージョ、アレグロ(フーガ)、アダージョ、アダージョとプレストという多部分からなっており、解説のペーター・ヴォルニーは、一連のトッカータのなかで、もっとも成熟した曲としています。ルセの演奏では、ゆったり、おおらかに弾く長大なフーガがじつに印象的。弾いている楽器は、作者不詳のジャーマン・チェンバロです。

CD : AP275(Aparte Music)

AP275

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これから楽しむのは、クリストフ・ルセによるニ長調のトッカータ(BWV912)です。先週からきいている「Bch: The Complete Toccatas」に収録された1曲で、輝かしい走句ではじまります。これまでのトッカータと同じく複数の部分からなり、とちゅうの2重フーガは嬰ヘ短調に転調されるなど、曲中で大きく印象がかわります。解説のペーター・ヴォルニーによれば、このトッカータは1705年から1707年ごろに作曲されたということ。録音(2020年)での使用楽器は、作者不詳のジャーマン・チェンバロです。

CD : AP275(Aparte Music)

AP275

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先週からききはじめ、今週もひき続ききいている、クリストフ・ルセの「Bch: The Complete Toccatas」。今日きくのは収録順どおり、ト短調のトッカータ(BWV915)です。昨日きいた嬰ヘ短調のトッカータ(BWV910)と同じく、トッカータらしい走句の導入部にはじまる曲。2つのフーガをふくむ複数の部分をへて、導入部の走句が再現されておわります。解説のペーター・ヴォルニーによれば、1708年ごろに作曲されたということです。アルバムの録音は2020年。弾いているのは、作者不詳のジャーマン・チェンバロです。

CD : AP275(Aparte Music)

AP275

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先週からきいている、クリストフ・ルセの「Bch: The Complete Toccatas」。このアルバム(2020年録音)から収録順にきいており、これから楽しむのは嬰ヘ短調のトッカータ(BWV910)です。いかにもトッカータという導入部のあと、対照的なゆるやかな部分でつなぎ、第1のフーガ、さらにつなぎの部分のあと半音階的主題の第2のフーガでしめくくられます。解説のペーター・ヴォルニーによれば、1710年ごろに作曲されたということ。なお、ルセの使用楽器は、作者不詳のジャーマン・チェンバロ(個人所蔵)です。

CD : AP275(Aparte Music)

AP275

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昨日からききはじめた、クリストフ・ルセの「Bch: The Complete Toccatas」。今日きくのは収録順どおり、ホ短調のトッカータ(BWV914)です。音楽は導入部(指示記号なし)、ウン・ポコ・アレグロ(4声のフガート)、アダージョ、フーガ(4声のフーガ)と4部分からなっています。ルセの録音は2020年。使用楽器は作者不詳のジャーマン・チェンバロ(個人所蔵)です。

CD : AP275(Aparte Music)

AP275

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今日から来週にかけてきいていくのは、クリストフ・ルセの「Bch: The Complete Toccatas」です。アルバムには表題どおり、7曲のトッカータが収録されており、今日きくニ短調のトッカータ(BWV913)から収録順に楽しみます。解説を執筆しているペーター・ヴォルニーによると、このトッカータは単純な初期稿(おそらく1704年ごろにアルンシュタットで作曲)をのちに拡大した改訂稿で、ヴァイマールで体験するアントニオ・ヴィヴァルディよりも、ジュゼッペ・トレッリのような古い様式に触発されているとのことです。なお、録音(2020年)でルセが弾くのは作者不詳のジャーマン・チェンバロ(個人所蔵)です。

CD : AP275(Aparte Music)

AP275

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