先週から週をまたいできいてきた、若松夏美による「六つの無伴奏ヴァイオリン曲」(6曲の無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ)。2014年と2015年に録音されたアルバムでは、ライナーノーツも若松が担当しており、示唆に富む解説でおもしろく読むことができます。これから楽しむのは無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番(BWV1006)で、これまでの5曲と同じく、これも自然で美しい演奏。DSD 2.8MHz(DSD64)で録音されているので、ダウンロード販売されるようであれば入手したいところです(すでに販売している、あるいはしていたのかもしれないですが)。なお、楽器はカルロ・トノーニの1700年製で、弓は作者不詳(おそらく18世紀後半のフランス製とのこと)のそれです。
CD : ADJ-055(Arte Dell'arco Japan)