三位一体節後第24日曜日にきくのは、ピーテル・ヤン・レウシンクたちによる「ああいかにはかなき、ああいかに空しき」です。このBWV26は、1724年11月19日に初演された、いわゆるコラール・カンタータ(全6曲)。したがって、コラールにはじまりコラールにおわるという構成です。コラール詩はミヒャエル・フランクの「ああいかにはかなき」にもとづいており、のこるレチタティーヴォとアリアについては作者不詳です。ヤン・レウシンクは、1958年生まれのオランダの指揮者、オルガン奏者。すでに教会カンタータ全曲を録音しており、合唱には少年合唱団を起用しています。なお、早いもので、つぎの日曜日からは待降節となり、2018年度の教会暦のはじまりとなります。
CD : 99370/2(BRILLIANT CLASSICS)