聖金曜日にきくのは受難曲なのですが、2024年はカール・リヒター「マタイ受難曲」の映像作品を視聴しようと、さきほど投稿。さて午前中いっぱいこれを視聴しはじめたら、2017年の聖金曜日もこれを視聴していたことに気づきました。あわてて投稿を削除して、あらためて何をきくか思いめぐらしつつすごしていました。
アレクサンダー・グリヒトリークがピカンダーに詩にもとづいて再構成(というか新作)した「受難オラトリ」もおもしろいのですが、手持ちのダウンロード版には解説書がなく、CDを購入するにも来月になりそうで断念(グリヒトリークの来日公演の情報などであらましはわかるのですが)。
近年はYoutubeにもすぐれた映像もあるので、それから選ぼうか。しかし、なかなか決まりません。迷ったすえ、誤投稿となったリヒターの「マタイ」のかわりにリヒターの「マタイ」をきくことにしました。きくのは名盤のほまれ高い、1958年録音の「マタイ」(ARCHIV PRODUKTION 439 338-2)です。
リヒターの「マタイ」は複数の音源が発売されていますが、その中では2回目の録音となります。管弦楽と合唱は、ミュンヘン・バッハ管弦楽団・同合唱団。独唱者にはエルンスト・ヘフリガーをはじめとして、すぐれた歌手たちがそろっています。スタートが遅れたので、昼食まえに第1部、その後第2部をきいていきます。