毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




ひさしぶりとなる深夜の投稿。これからきくバッハは、ト長調のメヌエット(「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」)です。クリストファー・ホグウッドの演奏は、「The Secret Bach」と題されたCDのもので、楽器はクラヴィコード(1790年ごろのヨーハン・ヤーコプ・ボデヒタル製作)。か弱き音色に唱和してくれる虫たちは、今夜はいないようです。

CD : MET CD 1056(Metronome Recordings)

MET CD 1056

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今朝は風に冷気があり、まずまずのすがすがしさ。そんな朝、熱いコーヒーを飲みながらきくバッハといえば、やはり「おしゃべりはやめて、お静かに」、つまりコーヒー・カンタータです。これからきくのは、コープマンたちによる映像作品。一昨年にBWV147をきいたDVDで、このBWV211のほかにも、BWV56、BWV106、BWV131、BWV140が収録されています。コープマンたちは、コーヒー・カンタータをくつろいだ演出できかせます。

DVD : WPBS-90229(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPBS-90229

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「晴れ」という天気予報ほどには晴れていませんが、それでも気温は高くて、まだまだ残暑は続きそうです。しかし、風はさすがに真夏の熱風という感じではなくなりましたが。さて、これからきくのは、アンドレアス・シュタイアーによる「最愛の兄の旅立ちに寄せて」です。このBWV992は「EARLY WORKS」と題されたCDに収録されており、昨年の10月に、同CDからBWV818aなどをきいていました。チェンバロは、アンソニー・サイデイ製作(ハンブルグの製作家ハスによる)の楽器です。

CD : HMC 901960(harmonia mundi)

HMC 901960

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今朝は風が冷んやりとして、すごしやすい気候になっています。これから気温も上がってくるのでしょうが、上空も真夏の空とはちがい、わずかですが秋を感じさせます。セミの鳴き声もきこえてこず、音楽をきくにはよい環境です。さて、三位一体節後第10日曜日にきくのは、コープマンたちによるこの日のためのカンタータ「われらより取り去りたまえ、主よ」です。このBWV101は、いわゆるコラール・カンタータで、コラールの音楽が全7曲のうち、第2曲をのぞく6曲で響きます。「原コラールは、1584年、ペストがドイツを襲ったさなかに悔い改めの作られたもの」(『バッハ事典』)です。

CD : WPCS-10590/2(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-10590/2

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今朝はすっきりしないものの、とりあえずの夏空。といっても天気は不安定な感じで、台風11号と12号がが北上してきている影響もあるようです。さて、ラインハルト・カルマー指揮、アウグスブルク大聖堂聖歌隊によるモテット、これからきくのは「来ませ、イエスよ、来ませ」です。このBWV229は、二重合唱(第1部のみ)によるモテットですが、「オリジナル資料が失われているため、成立年代、機会とも、不明とするほかない」(『バッハ事典』)ということです。

CD : 05472 77436 2(DHM)

05472 77436 2

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月曜日からきいている、ラインハルト・カルマー指揮、アウグスブルク大聖堂聖歌隊によるモテット。CDの収録順にきいていたはずなのですが、「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」を飛ばしていたことに、いま気づきました。カルマーたちのCDの収録順が、BWV225、BWV226、BWV228、BWV230、BWV227、BWV229と、変則的なことが原因といえばそうなのですが、うっかりしてました。とにかく、これからきくのは昨日きくはずだった「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」。このBWV230も、昨日のBWV227と同じく二重合唱ではなく、4声合唱のためのモテットです。偽作との説もあります。

CD : 05472 77436 2(DHM)

05472 77436 2

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ひさしぶりの夏空は昨日一日だけ。夜中には雨が降りだし朝にはあがりましたが、今日はどんよりした天気になっています。明日までは雨もある天気が続くようですが、明後日の土曜日からは、夏空がもどってくるようです。さて、ラインハルト・カルマー指揮のアウグスブルク大聖堂聖歌隊によるモテット、これからきくのは「イエスよ、わが喜び」です。これまできいてきたモテットは、すべて二重合唱によるものでしたが、このBWV227は5声合唱のためのものです。

CD : 05472 77436 2(DHM)

05472 77436 2

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ひさしぶりに夏空がもどってきました。気温は高くなっているようですが、夏なのに秋霖みたいな天気よりはまだまし。もっとも、早く涼しくはなってほしいのですが。さて、ラインハルト・カルマー指揮のアウグスブルク大聖堂聖歌隊できいているモテット、これからきくのは「恐るるなかれ、われ汝とともにあり」です。昨日まで、BWV225、BWV226ときいてきましたが、CDの収録順はつぎの番号のBWV227ではなく、標記のBWV228です。

CD : 05472 77436 2(DHM)

05472 77436 2

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ラインハルト・カルマー指揮のアウグスブルク大聖堂聖歌隊によるモテット、これからきくのは「み霊(たま)はわれらの弱きを助けたもう」です。このBWV226は、二重合唱(と合唱に重複する2群のアンサンブル)による、2部からなるモテット。バッハのモテットの中では、例外的に用途と初演年がはっきりしていて、トーマス学校でのバッハの上司であった、学校長のヨーハン・ハインリヒ・エルネスティの葬儀(1729年10月20日)のために演奏されました。なお、「合唱だけによる第2部は、墓地で歌われたものと思われ」(『バッハ事典』)ます。

CD : 05472 77436 2(DHM)

05472 77436 2

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このところ、すっきりしない天気が続いています。猛暑だ、酷暑だといっていた夏も、これでおわりなのでしょうか。秋雨前線で天候がわるいときと、ちょっと似た感じです。さて、今週のバッハは、ラインハルト・カルマー指揮のアウグスブルク大聖堂聖歌隊によるモテットです。ここのところ、日曜日のカンタータをのぞき、ほとんどが器楽曲だったので、もっと声楽曲を、というのが理由。それに、あまり長くありませんし。カルマーたちのCDに収録されたモテットは、BWV225からBWV230までの6曲。今日は収録順どおり、まずBWV225をききます。

CD : 05472 77436 2(DHM)

05472 77436 2

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日曜日はいつものようにカンタータですごします。きくのは、三位一体節後第9日曜日のための「主よ、汝のしもべの審きにかかずらいたもうなかれ」で、「ライプツィヒ第1年巻のうち、もっとも広く知られた作品のひとつ」(『バッハ事典』)。1723年7月25日に初演されたこのBWV105を、今回はコープマン、アムステルダム・バロック管弦楽団と同合唱団らの演奏できくことにします。

CD : WPCS-6505/7(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-6505/7

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トン・コープマンの録音活動は、はや40年近くに。フィリップスでの録音ではじまった経歴ですが、初期のコープマンは、バッハの録音があまりありませんでした。ふえてきたのは80年代になってから。フィリップスから、複数台のためのチェンバロ協奏曲、ヴァイオリン、そしてフルートのソナタ、エラートから、「平均律」、「ブランデンブルク」など、続々とバッハ(の有名曲)を録音するようになりました。

とはいえ、全集が予定されていたアルヒーフでのオルガン録音も完結せず(ノヴァリスでも)、つくり手も、きき手も、ヴァルヒャやリヒターに、いかに呪縛されていたかがうかがえます。これからきくホ短調のプレリュード(「6つの小さなプレリュード」)も、そんなころの1987年録音。コープマンらしく、このBWV938のような小品でも雄弁で、装飾をたくさんつけて弾いていますが、そこがいやだというかたも。

CD : 10 210(CAPRICCIO)

10 210

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夕方になり、なにやら秋を感じさせる冷ややかな風がでてきました。未明に降った雨で、街もずいぶんクールダウンしたようです。このようすだと、今夜か明夜にはコオロギも復活するかもしれません。さて、トン・コープマンによる「6つの小さなプレリュード」、これからきくのはホ長調のプレリュードです。このBWV937は、BWV935と同じく、「2声インヴェンション風」(『バッハ事典』)の小品です。

CD : 10 210(CAPRICCIO)

10 210

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今日もやはり夏らしくない天気。ただ昨日よりは安定した夏空になり、強めの風もよく通るので、まずまずすごしやすくなっています。セミの鳴き声も、ずっとおとなしくなってきましたが、コオロギはまだ復活していません。さて、月曜日からきいているトン・コープマンによる「6つの小さなプレリュード」、今日きくのはニ長調のプレリュード。このBWV936は、おだやかな曲想の3声曲です。

CD : 10 210(CAPRICCIO)

10 210

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トン・コープマンのチェンバロできいている「6つの小さなプレリュード」、これからきくのはニ短調のプレリュードです。このBWV935は「2声インヴェンション風」(『バッハ事典』)で、コープマンは豊かな装飾をともなって(とくにくり返しで)弾いています。それにしても、今日もまた曇りがちの天気。晴空がのぞいたかと思うと、すぐに雨が降ったりと不安定です。猛暑も困りますが、もうちょっと夏らしく安定してほしいような。

CD : 10 210(CAPRICCIO)

10 210

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