今日も寝苦しい夜になりそうですが、もうちょっと仕事を続けなくてはなりません。その前に、ちょっと休憩して、リンドベルイの演奏で、「リュート組曲(パルティータ) ハ短調 BWV997」をききます。
リュート作品だと、夜半にきくにも、ヘッドホンでなく、スピーカーできけるところが良いところ。そういえば、とある演奏会で、アントニー・ルーリーのリュート演奏きいた外国人が、Quiet instrument!と、思わずもらしていました。
ところで、前にイエペスの演奏できいた「リュート組曲 ホ短調 BWV996」のききくらべが、「西部戦線異状なし」で開始されるようです。ギターで同曲を演奏される管理人(「荒川沿いの下町ギタリストの部屋」にその録音があります)だけに、期待が高まります。
CD : BIS-CD-587/588(BIS Records)
寝苦しい夜に続き、今日の日中も、どうやらうっとうしい気候のようです。雨の降る前兆か、少し風がでてきたのが救いですが、不快感は変わらず。
さて、今日きくのは、いわゆるオルガン用のトリオ・ソナタ。といっても、オルガンでの演奏ではなく、キングス・コンソートによる、2つのヴァイオリンと通奏低音のための、室内楽編曲版でききます。
CD : CDA66843(hyperion)
ヴァイマル時代に作曲されたといわれるこのソナタは、4楽章構成ですが、前半2楽章のあとに、アルマンドとジーグが続くという、めずらしい構成です。マンゼ、エガー、テル・リンデンによる演奏でききます。
CD : HMU 907250.51(harmonia mundi)
今日は、まだまだ起きて仕事です。ちょっと、疲れてきたので休憩をとり、バッハをきいてリフレッシュ。きくのは、「オブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第3番 ト短調 BWV1029」。演奏は、「第1番 ト長調 BWV1027」「第2番 ニ長調 BWV1028」と同じ、パールとベーリンガー。
CD : CD92.124(Hänssler CLASSIC)
昨日の夕方、予報に反してかなり強い雨が降り、そのままさえない天気が続いています。いつ雨が降りだしてもおかしくない天候のなか、でかけるのはおっくうですが、仕事なのでしかたありません。
ともあれ、でかける前に、今日のバッハは何にしようと考え、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002」をきくことに。演奏は、エレーヌ・シュミット。とてもていねいに弾いていて、修辞的とでもいえるようなアーティキュレーションできかせてくれます。
シュミットによる演奏について、くわしくは、「バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」で。
CD : Alpha 082(Alpha)
今日きくのは、ひさしぶりとなる、リュートのための作品。知人に持ってきていただいたCDで、演奏は、ナルシソ・イエペスによるもの。
イエペスは、2コースの番外弦を含む14コースのテオルボ・リュートを使用。弦には、ナイロンと絹糸(巻弦)を用いているとのこと(初出輸入盤の解説)。
なお、この演奏の初出は2枚組のLPで、解説には、作品ごとに調弦法を五線譜で記したり、原典を列記するなど、当時のアルヒーフの学術的な姿勢が顕著なものでした。
CD : POCA-3042(ユニバーサル ミュージック)
今日きくのは、このところ日曜日恒例にしている、キリエとグローリアだけで構成されたミサ曲。このBWV235は、BWV233、BWV234と同じように6曲で構成されていて、すべて転用(第1曲がBWV102、第2曲がBWV72、第3~6曲がBWV187)です。演奏は、ヘレヴェーゲとコレギウム・ヴォカーレです。
CD : VC7 91118-2(Virgin classics)
今日は、昨日とは一転して朝から晴天。しかも湿度が低くて、とてもさわやかです。ちょうどきこうと考えていた、「オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 BWV1021」にも、ふさわしいような気候です。6曲セットのソナタ(BWV1014~19)と同じ、マンゼとエガーの演奏でききます。
今日は、梅雨らしく朝から雨。うっとうしい気候ながら、気温が高くないので、あまり不快な感じではありません。
雨音をききながら、仕事をしていたら、もうすぐ正午。ちょっと早めの昼休みをとり、食事の前に7弦のガンバのためのソナタをききます。「オブリガート・チェンンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第1番 ト長調 BWV1027」に続き、演奏は、パールとベーリンガー。
今日きくのは、長大なフーガをもつ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005」です。演奏は、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ短調 BWV1003」に続き、ファン・ダールのそれ。
ところで、第2番の投稿のさいに紹介し忘れたサイトがあります。「バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」がそれで、そのサイトの管理人が「蒐集しているバッハ無伴奏ヴァイオリン」のCD試聴記のページです。すごいですよ。必見!
CD : 8.554423(NAXOS)
ルーシー・キャロランの演奏できいてきたパルティータも、今日の第6番が最後。第6番は、トッカータにはじまり、アルマンド―クーラント―エール―サラバンド―テンポ・ディ・ガヴォッタ―ジーグ、と続く構成。使用楽器は、ミートケ・モデルです。
なお、クーラントとテンポ・ディ・ガヴォッタは、一昨日きいた「オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ 第6番 ト長調 BWV1019」(第3稿)の第2稿から転用されたものです。
CD : SIGCD012(Signum Records)
今日は、偽作とみなされている「管弦楽組曲 第5番 ト短調 BWV1070」をききます。ムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)の「若気のいたり」の演奏できくと、偽作・真作関係なしに楽しめます。
なお、BWV1070については、「私的CD評」の「バッハの管弦楽組曲は5曲!?」に、くわしい解説があります(MAKの演奏についても)。
CD : 415 671-2(ARCHIV PRODUKTION)
夜半に強く降っていた雨も、いまは小降りになってきましたが、そこはやはり梅雨。今日は一日、うっとうしい雨もようのようです。
さて、今日は、マンゼらの演奏できいてきた、番号付きの「オブリガート・チェンンバロとヴァイオリンのためのソナタ」の最後、「第6番 ト長調 BWV1019」をききます。BWV1014~BWV1018は4楽章でしたが、このBWV1019だけは5楽章で、中間にチェンバロ独奏楽章が挿入されています。
キリエとグローリアだけで構成されたミサ曲。この作品は、6曲すべてが転用らしく、うち4曲の原曲が判明しています。通奏低音なしの第4曲は、「マタイ受難曲 BWV244」の第49曲(新全集)の「愛の御心から」を想起させます。きくのは、ヘレヴェーゲとコレギウム・ヴォカーレの演奏。ただし、「ミサ曲 ヘ長調 BWV233」をきいたVC7 91213-2とはちがい、こちらは分売されたVC7 91118-2のほう。
梅雨入りしたというのに、今日は朝から爽やかな気候です。あまりの気持ち良さに、音楽をききながらコーヒーでも飲んで、仕事をちょっと休憩します。きくのは、「オブリガート・チェンンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第1番 ト長調 BWV1027」。演奏は、パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とベーリンガー(チェンバロ)です。