毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




聖霊降臨節第1日にきくのは、スティーヴン・ファーによる「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」です。このBWV631は、「オルガン小曲集」に所収された聖霊降臨節のためのオルガン・コラール。ファーが弾いているのは、ドイツのヴァルタースハウゼン市教会のオルガン(トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト建造)で、録音は2019年です。

CD : RES10259(Resonus)

RES10259

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今日もきくのはトレヴァー・ピノックによる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」で、プレリュードとフーガ第20番(BWV865)です。どちらかといえば、中庸でおだやかなピノックの演奏ですが、ここではけっこう鋭く弾いています。プレリュードよりフーガのほうがより激しく、テンポも速め。とはいえ、ガリガリ、ゴツゴツ感はありません。ピノックの使用楽器は、アンリ・エムシュにもとづくデイヴィッド・ウェイの1982年製チェンバロで、録音は2018年8月と2019年1月です。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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これからきくのは、トレヴァー・ピノックによるプレリュードとフーガ第19番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。このBWV864は、おだやかなプレリュードに快活なフーガが続く、今日のような天気にふさわしい曲。これを楽しそうに弾くピノックの姿が浮かんできます。録音は2018年8月と2019年1月。使用楽器は、デイヴィッド・ウェイの1982年製チェンバロ(アンリ・エムシュにもとづく)です。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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トレヴァー・ピノックが2018年8月と2019年1月に録音した「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。このところずっとレギュラーできいており、これから楽しむのはプレリュードとフーガ第18番(BWV863)です。主題後半がちょっとおもしろい4声のフーガは、ふわふわしているようでもあり、しっかりしているようでもあり、主題と展開の妙が楽しめます。ピノックの使用楽器は、デイヴィッド・ウェイの1982年製チェンバロ(アンリ・エムシュにもとづく)です。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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これからきくのは、トレヴァー・ピノックによるプレリュードとフーガ第17番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。ピノックの弾くのは、アンリ・エムシュにもとづく、デイヴィッド・ウェイの1982年製チェンバロ。録音は2018年8月と2019年1月の録音です。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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トレヴァー・ピノックのチェンバロできいている「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」(2018年8月と2019年1月の録音)。これからきくのは、いきなりの長いトリルが印象的な、プレリュードとフーガ第16番(BWV861)です。長いトリルはその後もあらわれ、その意味を問いたくなりますね。続くフーガが深刻な雰囲気をもっており、デイヴィッド・シューレンバーグが「ト短調前奏曲の開始部は、葬送の鐘を模倣したいくつかのライプツィヒ時代のカンタータに見られる書法とどことなく似ている」(『バッハの鍵盤音楽』)というように、あるいは弔鐘を模したものかもしれません。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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今日これからきくのは、トレヴァー・ピノックによるプレリュードとフーガ第15番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)。このBWV860は、プレリュードもフーガも跳ねるような元気のよい音楽で、ピノックの個性とも相性がよく、とても楽しめます。録音は2018年8月と2019年1月で、使用楽器はデイヴィッド・ウェイの1982年製チェンバロ(アンリ・エムシュにもとづく)です。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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今日は復活節後第6日曜日にあたりますが、きくのはカンタータではなく、ここのところレギュラーできいているトレヴァー・ピノックによる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」です。これから楽しむのはプレリュードとフーガ第14番(BWV859)。プレリュードは昨日きいた第13番と同じく、軽妙なインヴェンション風ですが、フーガは鬱々とした主題が展開されていき、両者はじつに対照的です。録音は2018年8月と2019年1月。使用楽器は、アンリ・エムシュにもとづく、デイヴィッド・ウェイの1982年製チェンバロです。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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このところ、過去の記事「TV映画『大バッハの生涯』」への訪問が一定数あります。その意図は判然としませんが、購入方法についての情報をこの記事で追加しておきます。

2020年5月23日現在、『大バッハの生涯』は日本のAmazonで購入できます(発送は海外)。もちろん、海外のAmazonでも購入できますが、購入の敷居はかなり低くなっています。

Amazonで「Johann Sebastian Bach」と「DVD」で検索すれば、「Johann Sebastian Bach(Grosse Geschichten 25)」が結果に表示されます。

試しに管理人が昨年入手したDVDも、日本のAmazonで購入したもので、NHKの放送をテープ録りしたものにくらべ画質も良好でした。ただし、注意点が二つあります。

(1)映像信号の規格がPAL方式なので、日本で販売されている一般的なBD、DVDプレーヤーでは再生できません。再生するには、PAL方式に対応したプレーヤーか、PCが必要です。PCだと問題なく視聴できます(できるはずです)。

(2)言語はドイツ語のみで、日本語字幕は付いていません(もちろん吹き替えも)。ドイツ語がわからなくても大筋はひろえますし、音楽は楽しめます。参考までにブログで紹介した、シリーズ4話の記事へのリンクを再掲しておきます。

[追記]2021年4月22日時点で、まだ日本のAmazonで購入できます。発送は海外で、本体2432円から。ドイツのAmazonだと本体12.99ユーロですね。

Grosse Geschichten 25 - Johann Sebastian Bach

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これからきくのは、トレヴァー・ピノックが2018年8月と2019年1月に録音した「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」から、プレリュードとフーガ第13番(BWV858)です。24曲の折り返しとなる第13番は、かわいらしく、優美なプレリュード、そしてフーガからなっており、きいていて心が和みます。ピノックの屈託のない演奏スタイルにも、この第13番はぴったりですね。使用楽器は、デイヴィッド・ウェイの1982年製チェンバロ(アンリ・エムシュ・モデル)です。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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昨日は「昇天節オラトリオ」をきき、トレヴァー・ピノックの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」は休みましたが、今日からまた続けていきます。これからきくのはプレリュードとフーガ第12番。ちょっと「インヴェンション」を思わせるプレリュードは、哀調をおびていてとても美しい佳曲です。4声のフーガは半音階的主題によるもので、プレリュードにしろ、フーガにしろ第24番との類似性を感じさせます。ピノックの使用楽器は、デイヴィッド・ウェイの1982年製チェンバロ(アンリ・エムシュにもとづく)です。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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キリストの昇天日(キリストの復活から40日後)にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによる「昇天節オラトリオ」(ERATO 2564 61401-2)です。このBWV11は、1735年5月19日に初演。BWV番号からもわかるように、かつてはカンタータに分類されていました。ヴェルナーの録音は1966年と半世紀以上もまえのもので、やはり時代を感じさせます。管弦楽と合唱はプフォルツハイム室内管弦楽団とハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団。独唱は、ヘディ・グラーフ、バルバラ・シェーラー、クルト・フーバー、ヤーコプ・シュテンプフリです。名人モーリス・アンドレがトランペットを華々しく吹いています。

2564 61401-2

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先日紹介した、礒山雅博士の遺作『ヨハネ受難曲』(筑摩書房)に続き、まだこのブログで未紹介だった同著者の『バロック音楽名曲鑑賞事典』(講談社学術文庫)について紹介しておきます。同書は2007年に発刊された文庫本で、バロック名曲100選について、作曲家や作品の解説ほのか、「個人的な感想や思い出話」が語られています。管理人の所持しているのはこれの第6刷(2018年)のもので、推薦CDやDVDは、古くはなってきているものもあります。バッハについては、「ヨハネ受難曲」をふくめ、23曲が選に入っています。比率としてはバッハは大きめですね。いっそのこと、バッハをのぞき100選でもよかったように思えるのですが、やはりバッハがあるなしでは、売り上げがちがってくるのでしょう。事典として実用的かどうかはともかく、おもしろい本であることはたしかです。

バロック音楽名曲鑑賞事典

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これからきくのは、プレリュードとフーガの第11番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。これまでどおり奏者はトレヴァー・ピノックで、録音は2018年8月と2019年1月。使用楽器は、アンリ・エムシュにもとづくデイヴィッド・ウェイのチェンバロ(1982年製)です。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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トレヴァー・ピノックのチェンバロで楽しんでいる、「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。録音は2018年8月と2019年1月におこなわれており、このときピノックは70歳をこえていたということになります。これからきくのはプレリュードとフーガ第10番。2声のフーガは、ちょっと踏みはずせば疾風怒濤という激しいものですが、これにも気品が感じられるのがピノックらしさでしょうか。使用楽器は、デイヴィッド・ウェイの1982年製のチェンバロ(アンリ・エムシュにもとづく)です。

CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)

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