毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




京都はここのところ雨続き。気温も低く肌寒い毎日です。雨のなか、さきほどまで外出していたので、これからやっと昼食です。ただ、もうちょっと待てばで夕食の時間になるので、バッハをきいて時間をつないでおきます。きくのは、レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊による、「汝の御座の前に、われいま進み出で」(「4声コラール」)。これをきいたあとは、ほかの作曲家の作品も、数曲楽しもうと思っています。

CD : 445 291-2(Deutsche Grammophon)

445 291-2

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大天使ミカエルの祝日にあたる今日は、同祝日のためのコラール・カンタータ「主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め」をききます。バッハが、いわゆるコラール・カンタータ年巻をはじめた1724年は復活節が4月9日で、今年の3月23日とくらべると半月ばかりずれがあります。そのため、1724年の大天使ミカエルの祝日は、三位一体節後第17日曜日(1724年10月1日)よりもまえだったのですが、今年は昨日の三位一体節後第19日曜日よりあとになってしまいました。

このように、きわめて早い復活節が、のちのち意味をもってくるのですが、それはそのとき記事にするとして、今日はこれからBWV130をガーディナーたちの演奏できくことにします。昨年の同祝日(記事は「『かくて戦い起これり』 BWV19」)も、ガーディナーたちの演奏できいたのですが、BWV19やBWV130のような、力強く、動きのある華やかなカンタータは、ガーディナーたちにぴったりです。なお、この時期のカンタータにみられる名人芸的なフルートは、第5曲に登場。

CD : SDG 124(SDG)

SDG 124

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三位一体節後第19日曜日にあたる今日は、この日のためのコラール・カンタータ、「われはいずこにか逃れゆくべき」(1724年10月15日に初演)をきくことにします。この時期のカンタータは、フルートの活躍がめざましいのですが、このBWV5ではフルートは参加せず、器楽の編成は、トランペット、オーボエ(2)、弦、通奏低音という、ちょっとめずらしいもの。今日はこのカンタータを、ガーディナーたちによる演奏でききます。

CD : SDG 110(SDG)

SDG 110

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今夜こそは早く寝ようと思っていたのですが、けっきょく日付またぎの仕事になってしまいました。ただ今夜は所定の仕事もおわり、これからバッハを数曲きいて寝ようかと思っています。まずきくのは(記事にするのは)、「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」から、「尊き御神の統べしらすままにまつろい」。このBWV691は、「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」第2巻にも収録されている作品で、ペインはこれをオルガンで演奏しています。

CD : CD92.137(Hänssler CLASSIC)

CD92.137

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朝に降っていた雷をともなう激しい雨のため、仕事があまり進まず、ごそごそ資料整理などをしていたら、なつかしいCDを発見。そのCDは冨田勲の「DAWN CHORUS」(BMGビクター R32C-1047)。この宇宙的感覚に満ちたCDは、宇宙をゆきかう電磁波などの「波」から音をつくり、ブラジル風バッハやパッヘルベルのカノンなどを演奏したものです。

せっかくなので、今日の昼休みは、このCDを楽しみたいと思います。きくのは、「主よ、人の望みの喜びよ」をもとにした「コズミック・コラール」。演奏は、くじら座UV星(オーボエ)、とかげ座EV星(ストリングス)、おうし座RV星/カシオペア座MM星(オルガン)、太陽系地球星人TOMITA(コーラス)、おうし座RV星(ハープ)という編成のプラズマ・シンフォニー・オーケストラ。

R32C-1047

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早く寝ようと思っていたのですが、今日も深夜まで仕事。ちょっと目が疲れてきたので、ここらで目を休ませて、短くバッハで休憩することにします。きくのは「4声コラール」から「われ汝に別れを告げん」。ききおえたら、もう少し仕事。秋の夜長とはいっても、仕事ではなくて、読書とかだったらよいのですが……。ともかく、BWV415を、レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊の少年たちの歌声できき、早々に仕事復帰します。

CD : 445 291-2(Deutsche Grammophon)

445 291-2

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一昨日に続き、今夜は「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」の作品で休憩にします。きくのはハ長調のプレリュード。小曲集に記された「9つの小さなプレリュード」のひとつで、ペインはこのBWV924を、クラヴィコードで演奏しています。

CD : CD92.137(Hänssler CLASSIC)

CD92.137

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昼食をとりおえ、これから外出まで少し時間があるので、ちょっと音楽を楽しみたいと思います。秋になるとききたくなるジャンルがバロック・オペラ。DVDでじっくり観賞するにも、秋はよい気候なのですが、いまはそれほど時間はありません。そこで、お気に入りのアリアで代替することにします。

お気に入りのアリアはいろいろあるのですが、今日は、ヘンデルのオペラ「ロデリンダ」(ロンバルド王国の女王、ロデリンダ)からの二重唱、「あなたを抱くということは」をきくことにします。この二重唱は、第2幕幕切れに、ロデリンダと逃亡中の夫で国王のベルタリードの、つかのまの再会にさいして歌われる曲。

演奏は、パトリシア・プティボン(ソプラノ)、ロベール・エクスペール(カウンターテナー)にアンサンブル・アマリリス(Ambroisie AMB 9958)。CDの主役はエクスペールですが、この曲の主役はプティボン。夫とのつかのまの再会に抱擁し、別れゆくロデリンダの心情をみごとに歌いあげています。

AMB 9958

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今日は朝から爽やかな気候。こんな日には、バッハも爽やかな作品をききたくなります。そんなわけで、いまからきくのは、2度目となるイ長調のオーボエ・ダモーレ協奏曲(チェンバロ協奏曲のBWV1055から復元)。この作品を、同じような復元協奏曲である「オーボエ・ダモーレ協奏曲 ニ長調 BWV1053」を楽しんだ、ヘインズたちの演奏できくことにします。なお、ヘインズは、第2楽章の復元を、「復活節オラトリオ」のアダージョのシンフォニアからおこなっています。したがって、楽章構成はアレグロ―アダージョ―アレグロとなります(通常の復元ではアレグロ―ラルゲット―アレグロ)。

CD : ACD22158(ATMA Classique)

ACD22158

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昨日に続き、今日も深夜のバッハ。昨夜とちがい、今夜はまだ少し仕事が残っているので、ごく短い作品をきくことにします。きくのは、「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」の「運指練習曲」で、曲集のはじめに、運指法教授のために記譜された作品です。演奏はジョゼフ・ペイン。曲集を収めたCDでは、チェンバロ、クラヴィコード、オルガンを弾きわけていますが、このBWV994はオルガンによる演奏です。

CD : CD92.137(Hänssler CLASSIC)

CD92.137

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管弦楽組曲第2番を、先日、ストックホルム・バロック管弦楽団の演奏でききましたが(「管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067 [2]」)、そのCDには管弦楽組曲第1番や、室内楽作品やクラヴィーア作品のいくつかが収録されています。今日は、そうしたなかから、ト長調のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタをきくことにします。演奏はちょっと音程が甘い感じで、ざっくりしたものだったという記憶があり、少なくとも、興奮して眠れなくなるような演奏ではなかったと思うので、寝るまえにはちょうどよいかも。

CD : PRSACD 2036(Proprius)

PRSACD 2036

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日曜日恒例のカンタータ、三位一体節後第18日曜日の今日は、コラール・カンタータ「主キリスト、神の独り子」をききます。このBWV96は1724年10月8日に初演され、この時期のカンタータと同じように、フルートが活躍します。このBWV96を、三位一体節後第11日曜日(記事は「『主イエス・キリスト、汝こよなき宝』 BWV113」)以来のヤン・レウシンクたちの演奏でききます。

CD : 99370/2(BRILLIANT CLASSICS)

99370/2

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遅めの昼食をとりおえ、これから外出。帰宅時間がはっきりしないので、短くバッハをきいてからでかけることにします。きくのは「4声コラール」から「平安と歓喜もて われはゆく」。このBWV382を、シュナイト指揮のレーゲンスブルク大聖堂聖歌隊でききます。

CD : 445 291-2(Deutsche Grammophon)

445 291-2

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コープマンのオルガン演奏できいてきた「17(18)のコラール」ですが、これからきく「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」で最後になります。このBWV667は、「《オルガン小曲集》に収められた同名コラールBWV631の拡大形」(『バッハ事典』)ということ。コープマンのCDには、オルガン・コラールの原コラールも収録されていて、なかなかの好企画のCDです。

CD : WPCS-4713/4(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-4713/4

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2度目になる管弦楽組曲、ストックホルム・バロック管弦楽団の「管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067 [2]」、マロックたちの「管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV1066 [2]」、アントニーニたちの「管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 [2]」ときいてきました。過激な演奏から、パート1人によるくり返しを忠実におこなった演奏など、アントニーニたち以外はめずらしい演奏できいてきたので、最後も少しかわった演奏できくことにしました。

これからきくヘンゲルブロックとフライブルク・バロック・オーケストラ、なにがかわっているかといえば、初期稿による演奏だということ。ふつうきくBWV1069には、音楽を華やかに彩るトランペットとティンパニがついていますが、初期稿にはそれらはなかったと考えられ、初期稿からはのぞかれています。なれないと、響きのちがいに違和感があるかもしれませんが、愉悦に満ちた親密な雰囲気で、個人的には初期稿の響きのほうが好きなぐらいです。

序曲以下の舞曲の構成は、ブーレー―ガヴォット―レジュイサンスと、ふうつうのBWV1069にはあるメヌエットがありません。くり返し記号は励行され、ブーレー1とブーレー2が交互に演奏されるブーレーでは、ダ・カーポ後もくり返しています(図示するとB1[AABB]→B2[AABB]→B1[AABB])。なお、初期稿の演奏にはランペの演奏(ほかの管弦楽組曲も初期稿によるMDG341 1131-2)もあり、これはヴェルサイユ・ピッチによる演奏です。

CD : 05472 77289 2(DHM)

05472 77289 2

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