今日きくのは、アレクサンドル・タローの「Bach Keyboard Concertos」(Virgin classics 0709132)から。「Bach Keyboard Concertos」はそのタイトルどおり、BWV1052、BWV1054、BWV1056、BWV1058、BWV1065、BWV974(アダージョのみ)と、鍵盤楽器(チェンバロ)のための協奏曲を集めたもので、4台のためのBWV1065ははタローの多重録音、BWV974は原曲と同じく弦楽付きです。
収録曲からじっさいにきくのは、昨日きいたアヴィ・アヴィタルの「Avi Avital Bach」と同じBWV1056(厳密にいえばアヴィタルのはBWV1056Rからの編曲ですが)。共演しているのはベルナール・ラバディ指揮のル・ヴィオロン・デュ・ロワです。このル・ヴィオロン・デュ・ロワはピリオド楽器による団体ですが、ここでは弓のみバロック弓。タローの楽器は1980年代のピアノということです。