昨日からききはじめた、ケネス・ギルバートによる6曲の「フランス組曲」。今日きくのはその第2番(BWV813)で、ルッカースの1636年製オリジナル(エムシュによって拡張)を弾いての録音(1975年)です。ところで、1975年というと、グスタフ・レオンハルトも「フランス組曲」をSEONで録音しています。レオンハルトは1928年生まれ、ギルバートは1931年生まれで同世代。しかし、二人は経歴上ほとんど交わることなく人生を終えたのですが、多少なりとも相互に意識はしていたかもしれません。
CD : HMC 90437.38(harmonia mundi)