毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週きいていくのは、ラインハルト・ゲーベルとムジカ・アンティクヮ・ケルンによる「ブランデンブルク協奏曲集」。記事「バッハ・メダル、2017年の受賞者はラインハルト・ゲーベル」で、ゲーベルのバッハ録音については「ほぼきいていると思います」と投稿したのですが、記事をさかのぼって調べてみると「ブランデンブルク協奏曲集」をはじめ、このブログで未聴のものがまだありました。そこで今週は、ゲーベルのバッハ・メダル受賞記念もかねて、発売当初いろいろ物議を醸した同曲集を、番号順に楽しむことにしました。つまり、これからきくのはハ長調の第1番(BWV1046)です。

CD : 423 116-2(ARCHIV PRODUKTION)

423 116-2

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三位一体節後第7日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「汝なんぞ悲しみうなだるるや」です。このBWV107は1724年7月23日の初演。全7曲の歌詞はヨーハン・ヘールマンの同名コラール全節によっており、いわゆる全詩節コラール・カンタータです。ガーディナーたちのアルバムは「バッハ・カンタータ巡礼」の第4巻で、2000年の録音。管弦楽と合唱は、いつものようにイングリッシュ・バロック・ソロイスツとモンテヴェルディ合唱団です。

CD : SDG 156(SDG)

SDG 156

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今週のバッハは、ヒレ・パールのヴィオラ・ダ・ガンバと、クリスティーネ・ショルンスハイムのチェンバロで、オルガンのためのソナタを楽しんできました。これからきくのは第6番(BWV530)で、ここではパールの夫であるリュートのリー・サンタナも参加。第6番はほとんどガンバ・ソナタというふうで、6曲中ではいちばん違和感なく楽しめ、サンタナのリュートもよいアクセントになっています。録音は2009年、ショルンスハイムの弾くチェンバロの所蔵先、ウンターリンデン美術館で収録されています。

CD : 88697526972(deutsche harmonia mundi)

88697526972

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今日のバッハは、いろいろあって日付変更の手前になってしまいました。きくのは今週ずっときいてきている、ヒレ・パールクリスティーネ・ショルンスハイムによるヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタです。原曲はオルガンのためのソナタの第5番(BWV529)。深夜にきくにしてはちょっと元気がよすぎるかもしれませんが、一日の疲れを癒しながらゆっくり楽しもうと思います。

CD : 88697526972(deutsche harmonia mundi)

88697526972

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ヒレ・パールクリスティーネ・ショルンスハイムのデュオできいているオルガン用ソナタ。これからきくのは第4番(BWV528)で、これまでどおりヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための編曲です(リー・サンタナのリュートはここでは不参加)。曲によってはききなれないこともあってか、やや不自然に感じる編曲もありますが、この第4番の第1楽章ではガンバとチェンバロが丁々発止のやりとりがおもしろく、楽しんできくことができます。

CD : 88697526972(deutsche harmonia mundi)

88697526972

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ヒレ・パールのヴィオラ・ダ・ガンバと、クリスティーネ・ショルンスハイムのチェンバロできいているオルガンのためのソナタ(トリオ・ソナタ)。これからきくのは第3番(BWV527)で、これにはパールの夫リー・サンタナも参加しています。使用楽器は、パールがマティアス・アルバンとみなされる1700年ごろの楽器。ショルンスハイムはヨハネス・リュッカースの1624年製のオリジナル。そしてサンタナはイーヴォ・マゲリーニ(アンドレアス・ヤウハによる)の2002年製のリュートです。録音は2009年。

CD : 88697526972(deutsche harmonia mundi)

88697526972

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昨日からききはじめた、ヒレ・パールクリスティーネ・ショルンスハイムによる「Bach: Sonatas for Viola da Gamba and Harpsichord」。このアルバムにはオルガン用ソナタの編曲が収録されており、それを番号順にきいています(今日は第2番)。パールのガンバは、マティアス・アルバンとみなされる1700年ごろの楽器。ショルンスハイムのチェンバロは、いろいろな録音で使われている、ヨハネス・リュッカースの1624年製の楽器で、したがって、所蔵先のウンターリンデン美術館での録音(2009年)となります。なお調律はヴェルクマイスター第3、A=392Hzです。

CD : 88697526972(deutsche harmonia mundi)

88697526972

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記事「バッハ・メダル」にも追加しておきましたが、2017年のバッハ・メダル受賞者は、指揮者のラインハルト・ゲーベルでした。ゲーベルは1952年生まれのドイツのヴァイオリン奏者、指揮者。1973年、ムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)を結成し、バッハやその同時代者の作品をレパートリーの中心として活動してきました。腕の故障のため、ヴァイオリン奏者としてのバッハ作品への貢献はできなくなり、近年は指揮者に専念しているようです。ゲーベルのバッハ録音には、室内楽・管弦楽作品のほとんど(無伴奏ヴァイオリン曲を録音していないことは無念)、そしてカンタータがいくつかあり、このブログではほぼきいていると思います。なので、なにかほかの作曲家のもので、また日をあらためて受賞記念としてきいてみることにします。



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今週きいていくのは、ヒレ・パールクリスティーネ・ショルンスハイムによるトリオ・ソナタです。パールもショルンスハイムも、ともにドイツの奏者。パールは1965年生まれのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で、夫のリュート奏者リー・サンタナと共演した録音が多数あります。また、同じガンバ奏者の娘のマルテ・パール、そして親娘三人の共演もあります。ショルンスハイムは1959年生まれのチェンバロ奏者で、フォルテピアノも弾きます。ここできくトリオ・ソナタですが、原曲はオルガンのためのソナタ。すでにこのブログでもさまざまな編曲を楽しんでいますが、二人のものはもちろん、ガンバとチェンバロでの演奏です(ソナタ第1番、第3番、第6番ではサンタナも参加)。録音は2009年で、今日の第1番(BWV525)から番号順にきいていきます。

CD : 88697526972(deutsche harmonia mundi)

88697526972

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三位一体節後第6日曜日にきくのは、「満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ」です。このBWV170は、1726年7月28日に初演されたカンタータで、アルト独唱のアリアとレチタティーヴォのみで構成されています。音源は、ハンス・マルティン・リンデ指揮のリンデ・コンソートと、カウンターテナーのルネ・ヤーコブスによるCD(1980年録音)。同じ音源は、「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」(BWV177)でもきいていますが、そこで合唱を歌っていたバール(バーゼル)少年合唱団、合唱曲のないBWV170には出番がありません。

CD : 0946 363281 2 6(Virgin classics)

0946 363281 2 6

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今週のバッハは、リチャード・エガーが2016年に録音した「パルティータ全集」を楽しんできました。使用楽器は、リュッカース(1638年製)によるジョエル・カッツマンのチェンバロ(1991年製)で、ピッチはA=399に調律されています。これからきくのは、番号どおりにきいてきたのでパルティータの第6番(BWV830)。この第6番の導入楽章はトッカータ(もともとはプレリュード)と題されていますが、中間部はフーガとなっており、これだけでも独立した楽曲になりそうな規模です。エガーの演奏はそのトッカータをふくめ、スケール感あふれるもの。個人的にはあまり相性のよくない奏者ですが、バッハが入念に磨きあげた第6番をじゅうぶんに楽しませてくれます。

CD : HMM 907593.94(harmonia mundi)

HMM 907593.94

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猛暑と豪雨がとなりあわせのような夏。京都では猛暑続きで、午前中に一時、はげしい雨も降りましたが冷却効果はほとんどありませんでした。さて、これから楽しむのは、リチャード・エガーによるパルティータの第5番(BWV829)です。夕涼みしながらのバッハといきたいところですが、外はまだまだ30度。エガーの熱い演奏が、暑さに追いうちをかけそうです。

CD : HMM 907593.94(harmonia mundi)

HMM 907593.94

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リチャード・エガーのチェンバロできいているパルティータ。音源は2016年に録音されたアルアムで、一部をのぞき番号順に収録されています。今日これからきくのは第4番(BWV828)。昨日きいた第3番と収録順が逆になってますが、おそらく収録時間の関係での措置とみられるので、ここでは収録順ではなく番号どおりに楽しみます。

CD : HMM 907593.94(harmonia mundi)

HMM 907593.94

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イギリスの鍵盤楽器奏者リチャード・エガーによる「パルティータ全集」。今週は、2016年に録音されたこのアルバムから、パルティータを番号順にきいており、今日はその第3番(BWV827)を楽しみます。ただし、じっさいのアルバムでは、第3番はCD2枚目に収録されており、1枚目は、第1番、第2番、第4番の順となっています。使用楽器は、エガーがいつも録音でもちいている、ジョエル・カッツマン製作のリュッカース・モデルのチェンバロです。

CD : HMM 907593.94(harmonia mundi)

HMM 907593.94

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昨日から番号順にききはじめたリチャード・エガーの「パルティータ全集」。アルバムは、いつものリュッカース・モデルのチェンバロ(ジョエル・カッツマン製作)を弾いて、2016年に録音されたもので、今日これから楽しむのはパルティータの第2番(BWV826)です。

CD : HMM 907593.94(harmonia mundi)

HMM 907593.94

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