先週から楽しんできたロバート・ヒルの「Original & Transcription」(1999年の録音)。今日これからきくのは、アルバム末に収録されたハ短調のソナタ(BWV1001)です。番号からもわるように、原曲は無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番で、ヒルは編曲にあたって原調ト短調からハ短調に移調しています。使用楽器はリュート・チェンバロ(キース・ヒルの1995年製作)。ヒルの編曲と演奏は元気のよいおたまじゃくしがうじゃうじゃ的なもので、原曲のことを考えると好みが分かれそうなところですが、これはこれでじゅうぶん楽しめます。
CD : CD 92.110(Hänssler CLASSIC)