毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日は待降節第1日曜日。昨年の待降節第1日曜日から教会暦にあわせてきいてきたカンタータですが、今日からはまたあらたな1年となります。これからの1年も教会暦にあわせてカンタータをききますが、昨年来のように特定の「年巻」から集中的にきくのはやめて、自由にきいていこうと思います。

で、今日きくのは、待降節第1日曜日のための「喜び勇みて羽ばたき昇れ」。このカンタータはBWV36c(トーマス学校教師の誕生日祝賀用)から改作されたもので、マロンたちの演奏(OVPP)は5曲からなる稿によっています。この稿は通常演奏される8曲なるBWV36の(教会用の)初稿にあたります。

CD : 8.554825(NAXOS)

8.554825

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昨日きく予定だった「わがうちに憂いは満ちぬ」。時間のつごうで昨日は先送りしてしまいましたが、いまから1時間ほどあき時間ができたので、2部にわかれたこの大作カンタータを、今日はゆっくりきくことができます。

昨日から選んでいた演奏は、クイケンたちによるもの。録音は1988年で、最近のOVPPによる一連の録音とは、演奏様式もずいぶんちがい、このBWV21を再録するときはOVPPにするのか、興味があるところです。

クイケンたちの演奏(ライプツィヒ稿)は、4人のソリストのほか、20人の合唱(上から7-5-4-4)、27人のオーケストラ(弦は4-3-2-2-1)と大規模な編成。OVPPの合唱にはなじめない、というかたにもこの演奏ならだいじょうぶ、かも。

CD : VC 7 90779-2(Virgin Classics)

VC 7 90779-2

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イレギュラーな仕事が重なって、今日は一日バタバタです。今日のバッハはBWV21にしようと思っていたのですが、そんなゆとりはありません。机の上にだしていたBWV21ですが、今日はあきらめて、先日からきいている「8つの小プレリュードとフーガ」にゆずります。きくのは、ファーイウスのオルガンで、変ロ長調のBWV560です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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今日も時間に少々よゆうがあるので、昨日に続き、教会暦と関係のないカンタータをきくことにします。きくのは、昨日の結婚式用とは一転し、葬儀用とみられるカンタータ「神の時こそいと良き時」。この初期のカンタータには、OVPPによる演奏の試金石となっているためか、OVPPによる録音も多数あります。

ただ、今日はあえて合唱による演奏を選び、コープマンたちの映像作品で、このBWV106を味わうことにします。編成は、リコーダー2、ガンバ2、ヴィオローネ、オルガン、それに合唱が上から5-4-5-4(ソリストはのぞく)というもの。なお、このDVDには、BWV131、BWV140、BWV147、BWV211、BWV56も収録されています。

DVD : WPBS-90229(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPBS-90229

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昨日、一昨日と、バッハをわずかな時間しかきくことができませんでした。今日は仕事の進捗ぐあいもよく、ちょっとだけよゆうがあるので、カンタータをきこうかと思います。今日は平日なので、教会暦とは無関係のカンタータにし、結婚式のための「神はわれらの確(かた)き望みなり」をききます。以前にきいた、コープマンたちによる「『光は義(ただ)しき人のためにさし出で』 BWV195」(これも結婚式用)と同じ、全集の第21巻に収められています。

CD : CC 72221(Challenge Classics)

CC 72221

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昨夕の冷たい雨から一転、今日はずいぶん暖かい晩秋の一日になりました。朝からの外出も快適で、ついつい寄道をしてしまいそうです。つぎの仕事の準備のため、いったん帰宅しましたが、これからまた外出です。そんなあわただしいなかですが、ちょっとだけバッハをきいてからでかけることにします。きくのは、「8つの小プレリュードとフーガ」から、イ短調のBWV559。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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仕事のため少し遅めの昼食をとりおえ、いまはぼんやり休憩中。ほんやりといっても、そんなにゆっくりはしていられないので、これから少しだけバッハを楽しんでから、また仕事に復帰しなければなりません。いまからきくのは、先日からファーイウスのオルガンできいてきている「8つの小プレリュードとフーガ」の、ト短調のBWV558です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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2カ月ほどまえの日曜日、「きわめて早い復活節が、のちのち意味をもってくる」(記事は「『主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め』 BWV130」)と書いたのですが、「そのとき」が今日の三位一体節後第27日曜日。この日曜日は、バッハの存命中にも5回しかめぐってこなかった日曜日です。

そのめずらしい日曜日のためのカンタータが、「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」。復活節の算出方法やこのBWV140については、「私的CD評」の「バッハの三位一体後第27日曜日のためのカンタータ 」を参照してもらうことにして、さっそく美しいカンタータをききたいと思います。

迷わず選んだ演奏はOVPPによるリフキンたちのもの。選んだ理由は、第1曲のアレルヤのくだりの美しさです。allelujaの最後の音節「ja」を、メリスマで長くひきのばして歌う、グレゴリオ聖歌のユビルスのようなそのくだりは、リフキンたちの演奏できくと、いっそうひきたちます。

CD : 417 616-2(L'OISEAU-LYRE)

417 616-2

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今日の京都は寒さもやわらぎ、すっきり晴天とまではいきませんが、まずまずの天気です。昨日のような時雨もようではないので、午後からは外出も安心できます。さて、外出にそなえて早めの昼食もすませことなので、これからコーヒーとともに、しばしバッハを楽しむことにします。きくのは、ファーイウスのオルガンによる、ト長調の小プレリュードとフーガ(「8つの小プレリュードとフーガ」)。このBWV557は、短いながらも重厚な作品です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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先日、バリアーノの演奏できいた、リコーダーによるフルート・ソナタ(記事は「オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ イ長調 BWV1032」)。今日はオーボエによる演奏でフルート・ソナタをきいてみようと思います。今日きくのはBWV1031a。ロ短調の傑作フルート・ソナタであるBWV1030には、オーボエのための初稿(BWV1031a)があった可能性があり、ゲイル・ヘネシー(オーボエ)とニコラス・パール(チェンバロ)による演奏は、その実践ということになります。演奏会でみたヘネシーは、小柄な体を大きくゆらし、よく歌うオーボエをきかせてくれましたが、この演奏でも情趣濃く歌うオーボエを堪能できます。

CD : SIGCD034(Signum Records)

SIGCD034

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今日も朝からすっきりした晴天。さきほど外出から帰り、いまは午後からの外出にそなえて準備をしているところです。そんなことで、ゆっくりとバッハをきく時間もなく、今日も「8つの小プレリュードとフーガ」から1曲きいてでかけることにします。きくのはヘ長調のBWV556で、クリスマスにふさわしいような雰囲気をもった小品です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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今日は風が冷たいものの、すっきりした晴天。昼食のあと外出なのですが、紅葉でももとめて寄道したくなる気候です。さて、今日のバッハは、「8つの小プレリュードとフーガ」からホ短調のBWV555。なんだか宗教的な雰囲気を感じさせる小品で、「8つの……」のなかでは、いちばんのお気に入りです。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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2008年10月23日の記事で(記事は「プレリュード ヘ長調 BWV928」)、「ムローヴァのヴァイオリン・ソナタのまとめの感想も、記事にしようかと思っていましたが、それは後日ということで」と書いたのですが、忙しさに完全に忘れていました。さきほどバリアーノとダントーネによるBWV1032をきいていて思いだしたので、遅ればせながら感想を少し。

ムローヴァによる、いわゆるピリオド奏法をとりいれた演奏は、ひとことでいうと、進行形というべきものでした。奏法をずいぶん研究し、さすがに演奏の質は高いと思います。ただ、やはりヴァイオリンの音には異質さを感じました。ピリオド楽器の演奏を主体にきいていると、弦や弓を替えても、楽器そのものの仕様のためか、いつもとちがう違和感を感じます。

ムローヴァが現時点のアプローチを到達点と考えているならば、進行形ではなく完成形なわけですが、できればバロック仕様のヴァイオリンを使って欲しいもの。そのうえで、無伴奏などをききたいというのが本音です。とはいえ、好きな演奏とはいえないにしろ、方向性をふくめ、やはり評価できる演奏であることはたしかです。



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明日からは寒気が入りこんでぐっと寒くなるようですが、今日の京都はまだまだ穏やかで暖かい気候です。昼食休憩をまえに、窓から注いでくる暖かい陽射しをボーッとみていたら、ききたくなったのがリコーダーによるフルート・ソナタ。

バリアーノ(リコーダー)とダントーネ(チェンバロ)による演奏をはじめてきいたとき、リコーダーの明快な響きにとても魅力を感じたことを思いだします。もっともフルートとちがってニュアンスには欠けますが……。そんなことでこれから、ひさびさにバリアーノとダントーネの演奏でBWV1032を楽しみます。

CD : CDS77(DYNAMIC)

CDS77

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先日からききはじめた「8つの小プレリュードとフーガ」。今日はニ短調のBWV554をききます。BWV553よりもさらに短く、ファーイウスの演奏では3分に満たない小品。プレリュードでは、上行し、また下行する16音符が印象的です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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