今年の降誕節は、フィリッペ・ヘレヴェーゲ(フィリップ・ヘレヴェッヘ)たちによる「クリスマス・オラトリオ」を、連作カンタータとして楽しんでいます。降誕節第3日のためのカンタータは、その第3部となる「天を統べたもう君よ」です。コレギウム・ヴォカーレの編成は、合唱がパート4人(それぞれ独唱者をふくむ)で、弦楽は、第1、第2ヴァイオリンがそれぞれ3人、ヴィオラが2人、チェロが2人、コントラバスが1人という編成です。
通奏低音にはファゴットもくわわっており(すべてではなし)、ほかの管楽器とティンパニーはパートどおりです。第2ヴァイオリンには近藤倫代、オーボエには北里孝浩の顔がみえます。なお、第2部で編成されていたオーボエ・ダ・カッチャの奏者居残り組2人は、第3部のいくつかのトゥッティ(たとえば第24曲「天を統べたもう君よ」)ではマルセル・ポンセールと北里コンビに代わってオーボエを吹いています。
Blu-ray : 2059504(EuroArts)