毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これからきく「プレリュードと模倣曲 ロ短調 BWV563」は、「1708年以前、リューネブルクまたはアルンシュタット」(『バッハ事典』)に成立したとされる初期のオルガン曲です。いまの時間にきくにはちょうどよく、音楽は淡々として、ひかえめ。とはいえ、スピーカーから音をだしてきける時間帯ではないので、ヘッドホンで鑑賞し、心穏かに眠りにつくことにします。オルガン演奏はファーイウス。

CD : BIS-CD-343/44(BIS Records)

BIS-CD-343/44

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深夜の投稿が続いていましたが、今日は数日ぶりの日中のバッハです。もう少ししたら外出の時間ですが、雨も止んでいるようなので、定時にでかけてもだいじょうぶそう。なので、いまはコーヒーを飲みながらくつろいでいます。このくつろいだ気分のなか、マットとノルディック室内合唱団らによる「おお心の悩み、おそれ、気がかり」(「4声コラール」)をきき、それから仕事にでかけることにします。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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このところ日中忙しくて、バッハをきくのも深夜ばかりになってきました。こうして静まりかえった夜にきくバッハは、昼にきくのとちがい、より心にしみいるような気もします。これから楽しむクラヴィコードという楽器は、夜にきくのにもふさわしく、しかもスピーカーから音をだしても、近所迷惑になることもありません。ホ短調のプレリュード(「5つの小さなプレリュード」)も、ヒルのクラヴィコード演奏できくと、その美しさがいっそうひきたちます。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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今夜のバッハはなにをきこうと考えていたら、ここしばらくオルガン作品をきいてないことに気がつきました。そこで今夜は、このブログでは未聴の「偽作という見解もある」(『バッハ事典』)BWV561を選んでみました。「なかなか捨てがたい、華やかな魅力をもった作品」(『同』)ということですが、ファンタジーにしろフーガにしろ、どんな曲だったかまったく思いだせないほど印象の薄い曲。そんなBWV561を、今夜はファーイウスによる演奏できくことにします。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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昨夜に続き、今日も深夜の投稿になりました。といっても今夜はもう寝るだけなので、興奮した脳を鎮めるためのバッハです。きくのは、ごくごく短いニ短調のプレリュード(「5つの小さなプレリュード」)。この短いながらも心にのこるBWV940を、ヒルのクラヴィコードの演奏で味わいます。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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ちょっと仕事の手を休め、今日はひさしぶりの深夜のバッハ。仕事がおしているので、ゆっくりというわけにはいきませんが、一息いれないと集中力が落ちてきました。で、きくのは「神に讃美と祝福あれ」(「4声コラール」)。演奏は、マットとノルディック室内合唱団たちです。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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復活節前第7日曜日の今日は、「イエス十二弟子を召し寄せて」をききます。このBWV22は、「BWV23とともに、トーマス・カントル採用試験に際して演奏された作品」(『バッハ事典』)で、クリストフ・ヴォルフは、説教前にBWV22が、説教後にBWV23が演奏されたと推測しています。

ということで、BWV22とBWV23、どちらを選んでもよかったのですが、「厳粛なBWV23と比較すると曲想に当世風の優美さが感じられる」(『同』)このBWV22を、今日は選らんでみました。演奏はコープマンたちによるもので、全集の第3巻に収録されています。

CD : WPCS-4994/6(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-4994/6

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今日のバッハは、ペルコラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とハッキネン(チェンバロ)によるガンバ・ソナタのCDから、クラヴィーアのためのソナタを楽しみます。きくのは「ソナタ ニ長調 BWV963」で、「J.クーナウの影響のもとに書かれたと思われる、初期作品」(『バッハ事典』)。演奏はハッキネンです。

CD : 8.570210(NAXOS)

8.570210

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昨夜はバッハをきいたあと、疲れと満腹感で、やはりうとうと。これから外出ですが、今夜も帰宅が深夜になるかもしれないので、今日は意識のしっかりしているうちに、バッハを楽しむことにします。きくのは、「教育的な性格が顕著」(『バッハ事典』)な「5つの小さなプレリュード」から、ハ長調のBWV939。とても短いこのBWV939を、ヒルのクラヴィコード演奏でききます。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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雨が降りだすまえに、なんとか仕事をおえて帰宅。遅めの夕食をとり、あれこれしていたらこんな時間になっていました。疲れと満腹感で、うとうとしてしまうかもしれないので、ともかく今日のバッハを。きくのは、「4声コラール」から「バビロンの流れのほとりに」。このBWV267を、マットとノルディック室内合唱団らの演奏できくことにします。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2009~バッハとヨーロッパ~のプログラムが発表」を投稿したあと、昼食をとってちょっと休憩。このあとすぐに仕事で外出するのですが、でかけるまえに、しばしバッハを楽しむことにします。きくのは「ファンタジー ハ短調 BWV919」。演奏はロバート・ヒルのクラヴィコードです。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのプログラムが、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭2009公式サイト」で発表されました(2月17日付)。テレビ番組表のようなタイムテーブルのほか、出演者のパート別、五十音順一覧もあって、これは便利です。ざっと目をとおしただけでも、演奏会にいけそうもないものにとっては、毒になりそうなプログラムが多数。

声楽作品では、ピエール・アンタイとル・コンセール・フランセのカンタータ(BWV178、BWV93)、ピエルロとリチェルカール・コンソートのミサ曲(BWV235)、マニフィカト(BWV243)、カンタータ(BWV4、BWV199)、鈴木雅明とBCJのヨハネ受難曲(BWV245)、カンタータ(BWV30、BWV78)など。ピエルロとリチェルカール・コンソートはヘンデルの「メサイア」も演奏します。

また器楽作品では、ジョスリン・キュイエ(クラヴィコード)、ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、エドゥアルド・エグエス(バロック・リュート)、寺神戸亮(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)、有田正広(フラウト・トラヴェルソ)、マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ)ら、紹介できないほど多数の演奏家・団体が、ソロやアンサンブルで出演する予定。なんだかすごいことになっています。

これだけのプログラムだと、今年は、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの過去4回をうわまわる人気になりそうで、チケット入手も困難になるかもしれません。不況だ、不況だといわれていますが、これだけの出演者の顔ぶれに、料金も安価ですから。バッハ以外も、ビオンディとエウローパ・ガランテのヴィヴァルディなど、バロック音楽ファンにはたまらない数日になること必至です。



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数日まえに、今年はもう雪は降らないだろうと話していたら、予想に反して、昨夕からときおり雪がちらほら。冬型ということもあり、さすがに今日はずいぶん寒くなりましたが、陽ざしはあるので、窓辺にいるとけっこう暖かい感じがします。今日のバッハは、そんな窓辺で、マットとノルディック室内合唱団らによる「イエス・キリストが夜に」(「4声コラール」)をきくことにします。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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いまからきくクーラントは、先日きいた「サラバンド ト短調 BWV839」と同じく、「C.F.ツォイメリンの楽譜帳」という手稿譜に収められた作品で、原曲はテレマンの組曲。このBWV840を、ロバート・ヒルによる、リュート・チェンバロの美しい響きで楽しみます。

CD : CD92.107(Hänssler CLASSIC)

CD92.107

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ラ・フォル・ジュルネ、本家ナントでは、「シュッツからバッハまで」というテーマで開催(2009年1月28日~2月1日)されました。コープマン、コルボ、アンタイ、バンキーニ、レオンハルト、ピエルロ、ケフェレック、カントロフ、曽根麻矢子たちが出演し、バッハをはじめ、シュッツ、シルト、クリーガー、プレトリウス、ヴェックマン、ベーム、スウェーリンク、ブクステフーデ、ブルーンス、ラインケン、テレマン、エマーヌエル・バッハ、ゴルトベルク、ペルゴレージ、ヴィラ・ロボスといった作曲家がとりあげられたようです。

ナントでは、今年が記念年となるヘンデルはとりあげられなかったようですが、東京ではどうなのでしょう。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭2009公式サイト」には、まだプログラムが公表されていません(2月15日付)。しかし、2月12日の記者会見の記事「CLASSICA クラシック音楽 - ニュース/トピックス」によると、「メサイア」は演奏されるようです。また同記事によると、ナントにも出演したピエルトやアンタイ、また、ベルリン古楽アカデミー、バッハ・コレギウム・ジャパンも出演するようです。

時間があれば、ひさびさに東京まで遠征したいのですが、ゴールデンウィーク中はたぶん無理。東京近郊のかたがうらやましいです。

[追記]ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2009の関連記事には、

があります。




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