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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




四旬節第5日曜日(復活節前第2日曜日)にきくのは、クリストファー・ヘリックによるイ短調のデュエット(BWV805)です。ヘリックによる4曲のデュエットは、1996年録音の「Bach Organ Miniatures」に収録。四旬節の期間中、カンタータが伝承されている四旬節第3日曜日をのぞいてきいてきました。録音で弾いているのは、聖マルティン教会のメツラー・オルガン(ラインフェルデン)で、同オルガンは1992年の建造です。

CD : CDA67211/2(hyperion)

CDA67211/2

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四旬節第4日曜日(復活節前第3日曜日)にきくのは、クリストファー・ヘリックによるト長調のデュエット(BWV804)です。じつは、受胎告知の祝日(3月25日)のためのカンタータをきき忘れていたので、ここできいてしまおうかとも思ったのですが、四旬節の日曜日きいているデュエットを、当初の予定どおりにきくことにしました。ヘリックの録音は1996年。1992年に建造された聖マルティン教会のメツラー・オルガン(ラインフェルデン)を弾いての録音です。

CD : CDA67211/2(hyperion)

CDA67211/2

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四旬節第2日曜日にきくのは、クリストファー・ヘリックのオルガンでヘ長調のデュエット(BWV803)です。同曲は「クラヴィーア練習曲集 第3部」に所収。ヘリックの録音は1996年で、弾いているのはラインフェルデン(スイス)の聖マルティン教会のメツラー・オルガン(1992年建造)。収録アルバムは「Bach Organ Miniatures」です。

CD : CDA67211/2(hyperion)

CDA67211/2

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昨日からきいている、トビー・セルメウスの「Bach's Piano Silbermann 1749」。セルメウスが2020年に録音したアルバムには、フォルテピアノにふさわしい5曲が収録されており、うち4曲を収録順にきいていく予定です。今日きくのはホ短調のデュエット(BWV802)。同曲は一昨日にもクリストファー・ヘリックの演奏できいており、そちらの楽器はオルガンでした。セルメウスが弾くのは上記のようにフォルテピアノ。これはケルスティン・シュヴァルツの2013年製で、ゴットフリート・ジルバーマンの1749年製にもとづいています。

CD : KTC 1723(ETCETERA)

KTC 1723

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四旬節第1日曜日にきくのは、クリストファー・ヘリックの「Bach Organ Miniatures」から、ホ短調のデュエット(BWV802)です。この曲は「クラヴィーア練習曲集 第3部」に収録された4曲のデュエットのひとつ。四旬節の日曜日には4曲のデュエットを、ヘリックのオルガンで順にきいていくことにしています。アルバムは1996年の録音。弾いているのは、ラインフェルデン(スイス)、聖マルティン教会のメツラー・オルガン(1992年建造)です。

CD : CDA67211/2(hyperion)

CDA67211/2

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先週末から今週にかけてきいてきた、マヌエル・トマディンの「J.S. Bach: Harmonic Seasons」。これからきくのは残る1曲、ハ長調のプレリュードとフーガ(BWV545)です。この堂々たるプレリュードとフーガはライプツィヒ時代の作品ですが、いくつかの段階をへて成立したものです。トマディンの弾くのは、クリストフ・トロイトマンが1737年に建造した、グラウホフ(ドイツ)の聖ゲオルク教会のオルガン。録音は2018年です。なお、アルバムのプログラム構成は原則、四季(4つのグループ)×3曲(プレリュードとフーガ+2曲のコラール)=12曲からなっており、ここできいてきたように、コラール編曲をのぞいてきくことは、トマディンの意図に沿うものではないといえます。

CD : 95786(BRILLIANT CLASSICS)

95786

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これから楽しむのは、マヌエル・トマディンによる「小さな和声の迷宮」(BWV591)です。曲は「入口」「中心」「出口」からなり、表題のとおり、迷宮を音楽で表現しています。ただし、最古の筆写譜には作曲者の記名はなく、1810年から1823年までトマス・カントルを務めた、ヨーハン・ゴットフリート・シヒトがバッハをあてたのみ。真の作曲者も不明です(ヨーハン・ダーヴィト・ハイニヒェンをあてる説もありますが、確たる証拠はありません)。トマディンの演奏は「J.S. Bach: Harmonic Seasons」に収録されたもので、録音は2018年録音。使用楽器はグラウホフの聖ゲオルク教会のオルガン(1737年にクリストフ・トロイトマンが建造)です。

CD : 95786(BRILLIANT CLASSICS)

95786

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先週末からききはじめ、今週もひき続ききいている、マヌエル・トマディンの「J.S. Bach: Harmonic Seasons」(2018年録音)。同アルバムから自由曲のみを選び順にきいており、これから楽しむのはハ短調のプレリュードとフーガ(BWV5466)です。ぶあついハーモニーのプレリュードはライプツィヒ時代、5声のフーガはヴァイマール時代のもの。トマディンの弾くのは、クリストフ・トロイトマンが1737年に建造した、グラウホフの聖ゲオルク教会のオルガンです。

CD : 95786(BRILLIANT CLASSICS)

95786

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今日これからきくのは、マヌエル・トマディンのオルガンで、ハ短調のファンタジーです。このBWV1121(BWV Anh.205)は「アンドレアス・バッハ写本」にタブラチュア譜(作曲者名はなし)として所収されており、バッハのアルンシュタット時代、1708/1709年ごろに成立したとみられています。この曲もいまきいているトマディンの「J.S. Bach: Harmonic Seasons」(2018年)に収録。弾いているオルガンは、グラウホフの聖ゲオルク教会のオルガン(クリストフ・トロイトマンが1737年に建造)のそれです。

CD : 95786(BRILLIANT CLASSICS)

95786

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先週末からききはじめた、マヌエル・トマディンの「J.S. Bach: Harmonic Seasons」。今週も引き続き、同アルバムの収録曲を順に楽しみます。これからきくのはホ短調のプレリュードとフーガ(BWV548)。往年のフィーリップ・シュピッタが、「2楽章のオルガン交響曲」と評したように、いかにもバッハのオルガン曲、というふうな堂々たる曲です。録音は2018年。使用楽器はグラウホフの聖ゲオルク教会のオルガン(クリストフ・トロイトマンが1737年に建造)です。

CD : 95786(BRILLIANT CLASSICS)

95786

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今日から週をまたいできいていくのは、イタリアのオルガン奏者、マヌエル・トマディンの「J.S. Bach: Harmonic Seasons」です。録音(2018年)では、クリストフ・トロイトマンが1734年から1737年にかけて建造した、グラウホフの聖ゲオルク教会のオルガンがもちいられています。収録曲は12曲ですが、ここでは自由曲のみを収録順に楽しむことにします。今日きくのはト長調のプレリュードとフーガ(BWV541)。作曲はヴァイマール時代と考えられています。

CD : 95786(BRILLIANT CLASSICS)

95786

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今週ここまできいてきたクセニア・レフラーの「Bach's Oboe」(2024年録音)。コラール編曲をのぞき、ほかの収録曲を順にきいてきて、これから楽しむのはのこる1曲、ホ短調のトリオ・ソナタ(BWV528)です。原曲は同調のオルガンのためのソナタで、レフラーたちはこれを、オーボエ・ダモーレ、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音(チェロとチェンバロ)のために編曲しています。奏者はレフラー、ヴィットリオ・ギエルミ、カタリーナ・リツィッヒフローラ・ファブリです。なお、ここではのぞいたコラール編曲は、憶えていたら、その時節にあわせてきこうと思っています。

CD : ACC 24406(ACCENT)

ACC 24406

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一昨日から収録順にきいている、クセニア・レフラーの「Bach's Oboe」(2024年録音)。今日きくのはニ短調のカンツォーナ(BWV588)です。このカンツォーナは「メラー手稿譜集」に所収。ジローラモ・フレスコバルディの「使徒書簡のあとのカンツォーナ」(『音楽の精華』)の主題を借用してバッハが作曲した楽曲です。レフラーたちはこれを、オーボエ、タイユ(ターユ、テナー・オーボエ)、2本のファゴットのために編曲してきかせます。

音楽は2つのフーガからなり、ファゴット→ファゴット→ターユ→オーボエと、ゆったり積み上げられてはじまる前半のフーガ(第130小節まで)は、じつにまったりとした味わいがあります。後半のテンポをはやめたフーガともども、対位法の彩もききとりやすく、とても楽しめる演奏です。奏者はオーボエがレフラー、ターユがミヒャエル・ボシュ、ファゴットがギュオルギ・ファルカシュとクリスティアン・ボイゼです。

CD : ACC 24406(ACCENT)

ACC 24406

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今朝は冷え込みもゆるんで、ずいぶんすごしやすくなっています。陽射しもたっぷりで、大寒を過ぎたばかりなのに春らしい気候です。そんな朝に楽しむのは、クセニア・レフラーたちによるハ長調のトリオ・ソナタ。もちろんこれはオリジナルではなく、原曲は同調のオリガンのためのソナタ(BWV529)です。レフラーはこれを、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のために編曲し、録音しています。奏者はオーボエがレフラー、ヴァイオリンがダニエル・ドイター、チェロがカタリーナ・リツィッヒ、チェンバロがフローラ・ファブリ。録音は2024年です。

CD : ACC 24406(ACCENT)

ACC 24406

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昨日分の投稿がおわり、これからは今日の分の投稿です。きくのは曽根麻矢子の「Chaconne」(2004年録音)から、ト短調のフーガ(BWV578)です。いわゆる「小フーガ」をチェンバロで演奏するのはめずらしく、曽根の演奏は推進力があって楽しめます(編曲も違和感をほとんど感じさせません)。演奏会のアンコールで弾けば、盛り上がりそうですね。使用楽器は、デイヴィッド・レイの1970年製のチェンバロ(ニコラ・デュモンの1707年製にもとづく)です。

CD : AVCL-25017(avex-CLASSICS)

AVCL-25017

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