昨日に続き今日もきくのはグスタフ・レオンハルトのオルガンで、1988年録音の「J.S.Bach Orgelwerke」から、ホ短調のプレリュードとフーガ(BWV533)です。レオンハルトはプレリュードのはじまりの部分を鋭く、疾駆するように弾いており、そのトッカータ風の部分のあと、そしてフーガも推進力があり、とてもすばらしいですね。たぶん、若き日のバッハもこんな風だったのでしょう。使用オルガンは、オランダはアルクマールの聖ラウレンス教会のそれ(ハーヘルベール/シュニットガー・オルガン)です。
CD : 88691 95307 2-7(deutsche harmonia mundi)