これから楽しむのは、ヴォルフガング・リュプサムによるプレリュードとフーガ第19番(「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」)。このBWV888、チェンバロで弾いてもおだやかで美しいのですが、リュート・チェンバロ(ラウテンヴェルク)だとさらにおだやか。もともと響きが柔らかなうえに、リュプサムがじつに丹念に弾いているので、おだやかさがきわだちます。録音は2016年。楽器はキース・ヒル製とみられるリュート・チェンバロです。
CD : CR2.3350(Counterpoint Records)
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