↓の小宿中学校同様、生徒数が増えた中学校のひとつですが
「少子化」でここ数年生徒数は減少傾向にあるそうです。
かつて、正門前に田んぼがあった頃、正門前の道(写真)を
ステテコをはいた痩せて、日焼けした、背の高いおじさんが
近くの有屋(ありや)から大熊の紬工場へ通う姿を生徒達は
よく見かけた。
名瀬市立朝日中学校
コウチセイリ(耕地整理)とよんでいた区画整理された有屋の田園地帯は
都市計画で住宅地に生まれ変わり、おじさんの住んでいた家も
移転し、おじさんの描いていた絵は立派な美術館で多くの人が
見ることができるようになった。絵はさておき、「痩せたおじさんの
大きな写真を見て泣いてしまった」という観光客の人も何人かいる。
「ビデオに感動した」というひとも。
田んぼだった学校の後ろにできたビルは徳州会病院。
近くの国道沿いにはケンッタキーも出来、もうすぐ和光園から、
海沿いを通らずに名瀬小学校に行けるトンネルが開通する。