昭和47年(1972年)6月12日夜11時半過ぎ、
古見本通りは、雨だった。
気温21.1度、南の風0.8m/s、湿度は1004.6hpa
妻は、11時には帰ると言った夫の帰りを心配して雨の中、家を出て、橋を渡り、国道へ出た。
アスファルトに飛び散る雨足を街灯が照らしているばかり。夫はもう帰って来ないのではないかと思っていた。
そこへ、屋仁川通りで、お客さんを乗せた(たぶん)大島タクシーが現れたのが、11時半過ぎだった。
現場地図 奄美市名瀬古田町 屋仁川通りは、金久町(かねくちょう)です。「新月」と「とん吉」の帰りでタクシー拾う。
34年前のこの日、名瀬は、1日32.5ミリの雨。日照はない。
翌日から、夫は「執拗な欝」。この頃、妻は早起き、庭の畑仕事。
名瀬
月日 気圧 平均気温 最高 最低 平均湿度 平均風速 降水 日照 日照合計
6/12 1004.6 26.2 30.6 21.0 73 4.5 32.5 -- 24.0
6/13 1002.4 24.3 27.0 20.8 88 2.2 29.0 1.2 16.2
「憂鬱にひっくりかえってしまいそう」
6/14 1003.8 24.3 27.0 21.6 78 2.9 -- 10.1 61.4
日記休み
6/15 1005.5 24.5 27.5 20.9 81 2.0 0.0 4.2 37.0
「終日頭がもやもや」「いらつきがとれない」
6/16 1007.3 25.2 28.4 23.4 87 2.1 9.0 0.4 24.0
「夕方、雨になり、夜中近く気分が安定」
この日、まわりの山で蝉が鳴く。
6/18、6/19 図書館庭でハチ騒動。フェニックスの下葉に蜂の巣。
奄美(だけ?)では、蜂が低いところに巣を作ると、その年は台風が多いといわれる。
1972年の台風の発生数 接近数
5月 1 個 0
6月 3 0
7月 6 3
8月 5 3
9月 5 2
10月 5 3
11月 3 0
12月 2 0
発生合計31個 接近合計 11個
平年の発生数26.7個、接近数10.8個
過去(1951年から)最も台風の発生が多かった年は1967年の39個。
5位の1964年は34個の発生。
うーむ
6/25 1972年 奄美地方梅雨明け
翌1973年
6/8 しきりに鳴き騒ぐ蝉の声
6/13 リュウキュウアカショウビンの声を聞く。
「クッキャルー、クッキャルー、とルーのところがふるえてふくみ声のように聞える」
6/14 雨が降っていても蝉は鳴いている。
6/14名瀬 1005.8 23.8 26.5 21.4 85 3.8 降水104.5 -- 8.2
6/16 赤とんぼがいっぱい飛び交う、次の日いない。
6/22 蝉が降るように鳴いていた。
6/29 1973年 奄美地方梅雨明け
1973年は、台風の接近数は4個で、少ない年の第一位。発生数は21個で少ない年の第3位。(1951年~2005年)
ホントかどうか気象庁のサイトで確かめたい。
2005.06.21
トンボ、セミの声
2005.06.27
奄美地方梅雨明け、霞んでいます。
2005.06.29
アダン(阿檀)の実。 東京でもセミ
暑い!東京・大手町でアブラゼミ鳴く…観測史上で最速
気象庁のある東京・大手町。 最高気温が31・5度(平年25・7度)、 観測史上最も早くアブラゼミの鳴き声。平年に比べて31日早く、これまでの 記録だった1955年の7月10日より2週間も早かった。
(読売新聞)2005年 - 6月26日より