6/1から12日までの総雨量
古仁屋(こにや)665ミリ、
名瀬(なぜ)573ミリ
奄美各地で月間平年値を更新
30年間の平年値 6月の降水量 ミリ
名瀬 401.0
古仁屋 311.2
全年
名瀬 2913.5
古仁屋 2212.9
名瀬(なぜ)は古仁屋(こにや)より雨がよく降る?
気象庁の電子閲覧室のページから地点(名瀬)を選び、▼データの入力欄のVのところをクリックして、ペロンと飛び出したメニューから「極値」を選んで、右の「検索」ボタンを押すと、いろいろな極値を見ることができます。(極値とは、過去、いちばん、なんとかだった日とか、ランキングとか、・・いろいろ、全国の地点ごとにでています。)
その画面を下にさげると、
最大1時間降水量 ( 統計期間 : 1896/12~2006/ 6 )
というのがあります。
1896から2006は110年間です。
その中で
2位 105.0 1973年06月28日 というのがあります。
ちなみに 1位 116.4 1949年10月21日
昨日12日の1時間あたりの激しい雨は、各地で30ミリ前後という。
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1973年(昭和48年)06月28日というと、
島尾敏雄
『続 日の移ろい』中公文庫(125~128ページ)に日記があります。
それによると、28日、たぶん夕方、春日町から名瀬市街地を循環するバスに図書館前のバス停から乗るとすぐ
「沛然たる雨に襲われ」ます。
吉山写真館のそばのバス停で下車の合図をしたのに、運転手は豪雨の音で気づかなかったのか、行き過ぎてしまいます。
すごい雨なので、降りても・・・
そのまま、名瀬を循環して図書館まで戻ります。
この年、1973年 奄美地方梅雨明けは、翌 6/29。
さて、話はそれますが、というかこれからが本題だったのですが、
「沛然たる雨」の「沛然」という字が読めません。漢和辞典が手元にない。
読めないのに、どうしてここに、「沛然」と入力できたのでしょうか。
えーと、モニターの下の青いバー、「あ」とか「般」とか書いてあるあれです。(これが見つからない時は、青いバーの空いているところを右クリック→ツールバー→言語バー)
そこの、いろいろな絵柄にマウスポインタを合わせていくと、「ツール」があらわれます。これは、工具箱の絵柄でしょうか、ビッグⅡに売っている釣り道具箱にも見えます。
それを右クリック。IMEパッド(P)にマウス。横にあらわれるメニューから、「手書き」を選びます。ダイアログの左にウ冠が書いてあるので、右の消去ボタンで消します。そして、そこに、マウスで調べたい文字を書いていきます。(うろ覚えの文字は一部でもよい。)
右に漢字がでますので、見つかった文字にポインタを合わせると、音読みと訓読みが出てきます。「沛」の場合は「ハイ」とでてきます。沛然は「はいぜん」と読むことにしました。
そのまま、クリックすると、その文字が入力したい場所(あらかじめクリックしておく)に入力されます。
あとは電子辞書などで、検索すると、「雨が盛んに降るさま」とか「盛大なさま」とかいう意味が分かります。・・・ふーッ。(これが正しい方法かどうかは分かりません)