『ソテツをみなおす』―奄美・沖縄の蘇鉄文化誌 単行本 – 2015/3
安渓貴子・当山昌直編(奄美沖縄環境史研究会)
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単行本: 170ページ
出版社: ボーダーインク (2015/03)
発売日: 2015/03
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「奄美沖縄環境史研究会」は「リカミン」(理科系のミンゾク学)の愛称をもつ。(あとがきより)
「ソテツ地獄」という言葉は沖縄の新聞記者の造語
そのわかりやすさに「本土」のマスコミが飛び付き{決まり文句」に。
奄美ではソテツは恩人なのに、それが貧しさの象徴となってしまうとは。それは誤解の象徴だろう。しかしそれは単に誤解ではかたずけられない要素もあって複雑だ。
もうそれだけで、いくつものテーマで議論ができそう。
みなおすものが洪水のように押し寄せてきそうです。
ソテツは奄美の島々の景観を演出する代表的な植物のひとつだ。
一村は50歳のとき奄美大島に着いた船から見た島の印象を「大島は朝焼けの空に黒々と見え、岸壁には白波が洗ひ、山一面に黒い点々がありましたのはそれは蘇鉄でした」と日記に残している。
表紙の絵は、田中一村「蘇鉄残照図」(昭和40年代
一村が描いた植物35種のうち、ソテツはビロウ樹に次いで多い。P130
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ソテツ)奄美ではソテツ地獄どころか、ソテツガナシと尊称していたそうです。 - 安渓遊地
『ソテツをみなおすー奄美沖縄の蘇鉄文化誌』 有限会社 ボーダーインク
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このブログ ソテツ 雄花枯れ出す。 雌花閉じる。 2015年06月15日 | 植物