↑ 奄美の梅雨明け(平年6/29ごろ)が近づき、ソテツ(雌雄異株)の雄花は、ほとんどは枯れ始めている。
↑ しかし中には元気な個体も少なからず存在する。
↑ 雌花も受粉可能の状態で大胞子葉を広げているものもある。(一枚目の写真の雌花は全て閉じている)
↑ 田中一村の奄美の代表作クワズイモとソテツ 《不喰芋と蘇鐵》にソテツ雄花雌花などと共に描かれているクワズイモ
クワズイモはつぼみと花、実は一個体に同時に存在し、梅雨末期の現在ソテツの若葉も存在することから、↑ 一村の絵は、写実的と言うのではないが、構図的にも有り得るし、自然界では同時には存在しない植物を描いたものであるとは必ずしも言えない。
クワズイモはつぼみと花、実は一個体に同時に存在する。
仏炎苞(ぶつえんほう)に囲まれた肉穂花序(にくすいかじょ)は、花軸に密集した小さな花上下に雄花と雌花とに分かれている)の集まり。(
仏炎苞(ぶつえんほう)
サトイモ科の植物の特徴のひとつで、苞が単純な葉の形ではなく花序を花穂を包むような形で、花びらのように目立つ色のものが多い。