ソテツは幹の先につく杯状の葉の集団が落ちると、
幹の表面はその葉跡で埋まり、その先端に通常は一つの雄花を形成する。
ベージュ色の大きな(高さ数十㎝)松かさのような形をしている。今は閉じているその鱗片裏一面に無数の葯(花粉が入った球状袋)がつく
ソテツは雌雄異株で、雌花は別の株につき、雄花、雌花の形成には時間差がある。経験的に、雄花の時期は奄美の梅雨時(平年5月11日ごろ~6月29日ごろ)と重なる。
これから奄美は田中一村が描いたいろいろな植物が花や実をつける時期である。
↑ 去年の6/11の映像 左が雄花
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ソテツ雄花と雌花
↑↓ きのうの撮影