綱吉の時代は
シーズン1エピソード44 - 士農工商-身分制度の確立と元禄文化-
に描かれている。
大阪を中心に町人や商人たちの中から井原西鶴の小説や俳句の松尾芭蕉、浄瑠璃の近松門左衛門、浮世絵の菱川師宣などによって元禄文化が生まれる。
wikipedia綱吉の治世下は、近松門左衛門、井原西鶴、松尾芭蕉といった文化人を生んだ元禄期であり、好景気の時代だったことから優れた経済政策を執っていたという評価もある。また、治世の前期と後期の評価を分けて考えるべきだという説もあるwikipedia
犬公方の異名をもつ綱吉は、暗愚、バカ殿のイメージが強いのだが今では教科書でも名君のイメージもある。
少し驚いたことに、40年も前のこのアニメにも、綱吉は戦国の野蛮な風習を一掃しようと、湯島聖堂(幕府直轄の学問所)を建て武士たちに儒教を学ばせようとした知識人でもあったとナレーションが入っている。
しかもそれまでの将軍の武ばった、いかめしい顔立ちから、ふっくらした知的な顔立(しかし独裁的)ちになっている。
もちろん生類憐みの令が庶民を苦しめた事実も描かれている。
関ケ原から80年。
弟の家綱が無くなると綱吉が第5代将軍となるのはこの回(44)9分50秒ごろから。
ここから一気にシーズン1エピソード52 - 明治維新-新政府の出発-【最終話】まで観了。