スサノヲの正体 (新潮新書) 新書 – 2023/7/18
関 裕二 (著)
3.8 5つ星のうち3.8 19個の評価
総論的部分は面白いのだけど、各論になると一度読んだだけでは理解しにくい感が増える。
p24 七世紀後半に伊勢神宮が今の形に整えられてからあと明治維新にいたるまで、持統天皇を除き、歴代天皇はひとりも伊勢を参拝されていないP24
これほど長い間歴代天皇が伊勢を避けてきた理由。興味ぶかいが、それだけに一度読んだだけでは理解は困難だ。P32 スサノヲは弥生的ではなく、もっと古い縄文的な神P32 スサノヲはアマテラスより何倍も面白そうだ。アマテラスはユダヤ人だったという本も名瀬の書店で見つけた。
いままでの、邪馬台国の場所はどこだ、の古代史ロマンっていったい何だったのか。
アマテラス=善 スサノオ=悪
スサノヲの正体がわかれば、ヤマト建国と古代史の多くの謎が解ける。やはり相当読み込まないと・・・。