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「鳴きもせでぐさとさすや田原坂」 漱石句集より

2018年08月04日 | うんちく・小ネタ

鳴きもせでぐさとさすや田原坂

『漱石俳句集』(岩波文庫)より

西南戦争から二十年ほどの明治30年代 漱石の熊本時代

同じころのの句に

★菫(すみれ)程な小さき人に生れたし

★無人島の天子とならば涼しかろ

などもある

明治二十八~三十二年は漱石がとりわけ熱心に作句にはげんだ時期で,子規はこの頃の漱石の俳句を評して意匠が斬新で句法もまた自在だといった 句集の説明より

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俳句と写真の関連はありません。

奄美大島潜居の際、西郷が上陸した龍郷の阿丹崎には、彼を乗せた船が、とも綱をつないだと伝えられる大きな松の木がありましたが(西郷松)、近年、松枯れで伐採されてしまいましたが、その西郷松を利用した作られた西郷隆盛と愛加那の木像が、りゅうがく館(鹿児島県大島郡龍郷町瀬留968-1)の入口に展示されています。

奄美大島の松の木は、松くい虫の被害で、立ち枯れの松が目につきますが、

ここ、西郷潜居あと近くや、久場地区の付近は多くの青々とした大きな、松の木が立ち並んでいるのを見ることができます。


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